スマホでRPGゲームの作り方を解説!無料アプリで簡単作成

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「スマホで自分だけのRPGゲームを作ってみたいけど、何から始めればいいんだろう?」この記事は、そんなあなたのための完全ガイドです。

プログラミングの知識がなくても、RPGゲームの作り方をスマホだけで完結させる方法を分かりやすく解説します。

最近では、無料で使える優れたゲーム作成アプリも増えており、専門的なゲーム作成ツールがなくても気軽に始められます。

特に、ストーリー重視のノベルゲーム作成に興味がある方や、人気のノベルゲーム作成アプリを探している方も多いでしょう。

この記事では、自分でゲームを作るアプリの選び方から、スマホでゲームを作るサイトの活用法、さらには「ティラノビルダーはスマホで使える?」といった具体的な疑問まで、あらゆる情報をお届けします。

自分でゲームを作るサイトを比較検討し、あなたに最適な方法で、創造の第一歩を踏み出しましょう。

記事のポイント
  • スマホで使えるゲーム作成ツールの種類
  • プログラミング不要でゲームを作る方法
  • RPGやノベルゲーム作成におすすめのアプリ
  • ゲーム制作を成功させるための具体的なポイント

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  1. スマホでのRPGゲームの作り方の基礎知識
    1. まずはゲーム作成ツールを知ろう
      1. PC用ツールの特徴:無限の自由度と専門性
      2. スマホアプリツールの特徴:手軽さとスピード感
    2. 無料で使えるゲーム作成アプリとは
      1. 無料アプリの注意点
    3. 自分でゲームを作るアプリの選び方
      1. 作りたいゲームのジャンルで選ぶ
      2. 操作のしやすさと自由度のバランス
      3. 選ぶ際のチェックリスト
    4. スマホでゲームを作るサイトの活用法
    5. 自分でゲームを作るサイトはあるのか
      1. 代表的なプラットフォーム「PLiCy」の仕組み
      2. 制作から公開までを一体化したプラットフォームの利点
      3. 知っておくべき注意点と限界
  2. 具体的なRPGゲームの作り方をスマホで解説
    1. 人気のノベルゲーム作成アプリ
    2. スマホでノベルゲーム作成は可能か
      1. スマホでのノベルゲーム作成を成功させるには
    3. ティラノビルダーはスマホで使える?
      1. ティラノビルダーとスマホの関係性
    4. RPG制作におすすめのアプリ
      1. 手軽にレトロ風RPGを作るなら「ビットゲームメーカー」
      2. より自由度の高い制作を目指すなら「RPGツクールMV/MZ」
    5. 初心者が知るべき制作のポイント
      1. 最初は短編で完成させることを目指す
      2. テンプレートとチュートリアルを徹底活用する
      3. こまめなテストプレイを怠らない
    6. まとめ:RPGゲームの作り方をスマホで学ぼう

スマホでのRPGゲームの作り方の基礎知識

  • まずはゲーム作成ツールを知ろう
  • 無料で使えるゲーム作成アプリとは
  • 自分でゲームを作るアプリの選び方
  • スマホでゲームを作るサイトの活用法
  • 自分でゲームを作るサイトはあるのか

まずはゲーム作成ツールを知ろう

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スマートフォンでRPG制作という創造の旅を始めるにあたり、何よりも先に理解しておきたいのが「ゲーム作成ツール」の存在です。

これは、一般的に「ゲームエンジン」とも呼ばれるもので、ゲーム開発における土台や作業場のような役割を果たします。

プログラミングという専門技術を駆使しなくても、アイデアを形にできる直感的な操作性を備えたソフトウェアやアプリの総称と考えると分かりやすいでしょう。

これらのツールがなければ、キャラクターを画面に表示させたり、ボタンのタップに反応させたりといった、ゲームの根幹をなす全ての動作を一からプログラムする必要があり、膨大な知識と時間が必要になります。

ゲーム作成ツールは、そうした複雑な裏方の処理を肩代わりしてくれるため、制作者は物語の構築やマップデザインといった、創造的で最も楽しい部分に集中できるのです。

そして、これらのツールは大きく二つの系統に分類できます。

一つは、PCにインストールして使用する高機能なソフトウェア。

もう一つは、スマートフォンだけで手軽に利用できるアプリケーションです。

PC用ツールの特徴:無限の自由度と専門性

PC用のツールは、例えば「Unity」や「RPGツクール」シリーズが有名です。

これらの最大の魅力は、その圧倒的な自由度の高さにあります。

単に用意された機能を組み合わせるだけでなく、独自のプログラム(UnityであればC#、RPGツクールであればJavaScript)を書き加えることで、全く新しい戦闘システムや、誰も見たことのないようなユニークな仕掛けを実装できます。

本格的な商業作品の多くがこれらのツールから生まれていることからも、その性能の高さがうかがえます。

ただ、その反面、多機能であるがゆえに操作が複雑になりがちで、そのポテンシャルを最大限に引き出すには相応の学習時間が必要になる側面も持ち合わせています。

スマホアプリツールの特徴:手軽さとスピード感

一方、スマートフォン向けのアプリは、タップやドラッグ&ドロップといった操作で、まるでブロックを組み立てるかのようにゲームの骨格を構築できるよう設計されています。

キャラクター、背景、音楽といった基本的な素材(アセット)があらかじめ豊富に用意されていることが多く、アイデアさえあれば、素材集めに奔走することなく、すぐに制作に取り掛かれるスピード感が魅力です。

言ってしまえば、ゲーム制作の楽しさのエッセンスを、最も手軽に体験できる方法と言えるでしょう。

私であれば、まず自身の目的を明確にすることから始めます。

もし「ゲーム制作の楽しさを知りたい」「短い物語を形にしてみたい」という段階であれば、迷わずスマホアプリから試してみるでしょう。

そこで制作の全体像を掴み、「作る喜び」を実感することが、何よりのモチベーションになります。

そして、もし「もっと凝った演出がしたい」「独自のシステムを組み込みたい」という欲求が芽生えたとき、その時こそがPCツールへステップアップする絶好のタイミングなのです。

このように、どちらかが一方的に優れているというわけではありません。

自分の現在のスキルレベル、作りたいゲームの規模、そして何より「ゲーム制作に何を求めるか」という目的に応じて、最適なツールを選択することが、あなたの創造活動を成功に導くための、最も重要な第一歩となります。

無料で使えるゲーム作成アプリとは

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「ゲームを作りたいけど、初期費用は抑えたい」と考えるのは当然のことです。

幸いなことに、現在は無料で利用できる優れたゲーム作成アプリが数多くリリースされています。

これらのアプリは、広告収益や一部機能の有料化によって運営されており、基本的な機能は誰でもコストをかけずに試すことが可能です。

無料アプリの最大のメリットは、その手軽さにあります。

ダウンロードすればすぐに制作を開始でき、ゲーム作りの楽しさを気軽に体験できます。

例えば、「Struckd」や「GDevelop」といったアプリは、プログラミング不要で3Dゲームや様々なジャンルの2Dゲームを制作できるため、初心者には特におすすめです。

多くの場合、キャラクターや背景、音楽といった素材も無料で提供されており、素材集めに時間をかけることなく、ゲームの核心部分である企画やシナリオに集中できます。

無料アプリの注意点

一方で、無料アプリにはいくつかの注意点も存在します。

多くは、制作できるゲームの規模や機能に制限があったり、アプリのロゴが表示されたりします。

また、より高度な機能や素材を使いたい場合は、月額課金やアイテム購入が必要になることも少なくありません。

ただ、趣味の範囲で短編のゲームを作るのであれば、無料の機能だけでも十分に楽しむことができるでしょう。

まずはいくつかの無料アプリを実際に触ってみて、自分に合った操作感のものを探してみるのが良いでしょう。

実際に手を動かすことで、作りたいゲームのイメージもより具体的になっていきます。

自分でゲームを作るアプリの選び方

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数あるゲーム作成アプリの中から、自分に最適なものを選ぶには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

やみくもにダウンロードするのではなく、「自分がどんなゲームを作りたいか」を明確にすることが、後悔しないアプリ選びの鍵となります。

作りたいゲームのジャンルで選ぶ

まず考えるべきは、作りたいゲームのジャンルです。

例えば、昔ながらのドット絵が魅力の2D-RPGを作りたいのであれば、「ビットゲームメーカー」のような特化したアプリが適しています。

もし、3Dのアクションゲームやレーシングゲームに挑戦したいのであれば、「Struckd」のように3D制作に強いアプリを選ぶべきです。

ストーリーを楽しむノベルゲームであれば、後述する「Script少女 のべるちゃん」などが候補に挙がります。

操作のしやすさと自由度のバランス

次に重要なのは、操作性と自由度のバランスです。

初心者の方は、テンプレートが豊富で、直感的な操作ができるアプリから始めると挫折しにくいでしょう。

一方で、ある程度慣れてきて、オリジナリティの高い独自のシステムを組み込みたいと考えるようになった場合は、変数やスイッチといったロジックを細かく設定できる、より自由度の高いアプリが必要になります。

「GDevelop」などは、ノーコードでありながらも拡張性が高く、初心者から中級者まで幅広く対応できます。

選ぶ際のチェックリスト

  • 作りたいジャンルに対応しているか(2D/3D、RPG/ノベルなど)
  • プログラミングの知識は必要か
  • 素材(キャラクター、BGMなど)は豊富か
  • 他のユーザーとの共有機能はあるか
  • 出力(エクスポート)形式は何か

これらの点を総合的に比較検討し、自分の目的やスキルに最も合ったアプリを見つけ出すことが、ゲーム制作を最後まで楽しむための秘訣です。

スマホでゲームを作るサイトの活用法

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ゲーム制作はアプリだけで行うもの、というイメージがあるかもしれませんが、実はブラウザ上で完結する「ゲーム作成サイト」も存在します。

これらのサイトは、アプリのインストールが不要で、インターネット環境さえあればどのデバイスからでもアクセスできるのが大きなメリットです。

代表的なものに、先ほども触れた「GDevelop」が挙げられます。

GDevelopはアプリ版も提供されていますが、Web版を利用すればPCとスマホでシームレスに作業を引き継ぐことが可能です。

例えば、外出先でスマホを使って大まかなマップやイベントを配置し、自宅に帰ってからPCの大きな画面で細かい調整を行う、といった効率的な開発スタイルが実現できます。

サイトを活用する最大のポイントは、この「クロスプラットフォーム対応」にあります。

スマホの小さな画面では長文のシナリオ入力や複雑なイベント設定が難しい場合もありますが、PCのキーボードを使えば作業効率が格段に向上します。

作成したデータはクラウド上に保存されるため、データの移行などを気にする必要もありません。

特に、少し長めのRPGや、分岐の多いシナリオゲームを作りたいと考えている方には、Webサイトとアプリを併用する方法が非常におすすめです。

それぞれのデバイスの長所を活かすことで、ストレスなく制作に集中できますよ。

また、サイトによってはコミュニティ機能が充実しており、他のクリエイターと情報交換をしたり、制作に行き詰まったときに質問したりできる場が提供されていることもあります。

このような環境をうまく活用することも、制作を続けるモチベーションに繋がるでしょう。

自分でゲームを作るサイトはあるのか

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はい、ウェブブラウザ上だけでゲームの制作から公開、そして他者からのフィードバックの受け取りまでを完結できるサイトは、実際に存在します。

これらは単なるツール置き場ではなく、「ゲーム制作プラットフォーム」や「クリエイターズコミュニティ」と呼ぶのがふさわしい、一つの独立した生態系を形成しています。

インストールや環境構築といった手間を一切必要とせず、アカウントを登録すれば誰でもすぐに創造の世界へ飛び込めるのが、これらのサイトが持つ大きな魅力です。

もっと言えば、これはゲーム制作におけるSNSのようなもの、と考えると分かりやすいかもしれません。

動画を共有するYouTubeや、イラストを投稿するpixivのように、ゲームという共通のテーマで人々が集い、作品を発表し、互いに評価し合う文化がそこにはあります。

代表的なプラットフォーム「PLiCy」の仕組み

有名なプラットフォームの一つに「PLiCy(プリシー)」が挙げられます。

このサイトでは、プログラミングの知識がなくても、サイト上で提供されている専用エディタを使って直感的にゲームを制作できます。

例えば、用意されたマップ素材をパズルのように配置し、キャラクターを置き、セリフやイベントの発生条件をメニューから選んで設定していく、といった具合です。

このため、制作者は複雑な技術的側面に悩まされることなく、物語やゲームデザインそのものに集中することが可能になります。

そして何より特徴的なのは、完成したゲームをボタン一つでサイト上に公開できる点です。

自分の作品が即座に他のユーザーの目に触れ、遊んでもらえる環境がはじめから用意されているのです。

制作から公開までを一体化したプラットフォームの利点

このような一体型サイトを利用するメリットは計り知れません。最大の利点は、制作から公開、そしてプレイヤーからの感想受け取りまで、すべての体験がシームレスに繋がっている点にあります。

自分の作品の再生数や評価がダイレクトに伝わるため、それが次の創作への強い動機付けとなります。

また、他のクリエイターが作った多種多様なゲームを遊ぶことは、新しいアイデアや自分にはなかった表現方法を発見する、またとない機会となるでしょう。

知っておくべき注意点と限界

ただ、これだけの利便性を提供する一方で、知っておくべき重要な注意点も存在します。

これらのサイトは、基本的にそのプラットフォーム独自のツールとシステムの上で成り立っています。

これはつまり、そこで制作したゲームは、そのサイトの外部に持ち出すことができない、ということを意味します。

App StoreやGoogle Playで独自のアプリとして配信したり、他のサイトで公開したりすることは基本的に不可能です。

これを「プラットフォームへのロックイン」と呼びます。

あなたの時間と情熱を注いだ作品は、そのプラットフォームの存続と運命を共にすることになるのです。

あくまで「サイト内で遊んでもらう」という前提を理解しておく必要があります。

もし、将来的に自分の作品をアプリとして広く配信したい、あるいは販売したいという野心があるならば、初めからUnityやGDevelopといった、外部への出力が可能なツールを選択する方が賢明な判断と言えるでしょう。

結局のところ、これらのサイトを利用するか否かは、あなたの目的次第です。

ゲーム制作の楽しさを手軽に味わい、クリエイター仲間との交流を楽しみたいのであれば、これ以上ないほど素晴らしい環境です。

しかし、より普遍的で自由な作品作りを目指すのであれば、それはあくまで通過点、あるいは一つの選択肢として捉えるのが良いかもしれません。

具体的なRPGゲームの作り方をスマホで解説

  • 人気のノベルゲーム作成アプリ
  • スマホでノベルゲーム作成は可能か
  • ティラノビルダーはスマホで使える?
  • RPG制作におすすめのアプリ
  • 初心者が知るべき制作のポイント
  • まとめ:RPGゲームの作り方をスマホで学ぼう

人気のノベルゲーム作成アプリ

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物語を読ませることに特化した「ノベルゲーム」は、スマホゲーム制作の中でも特に人気の高いジャンルです。

複雑なアクションやシステムが不要なため、初心者でも比較的完成させやすいのが理由の一つでしょう。

そんなノベルゲーム制作において、絶大な支持を得ているのが「Script少女 のべるちゃん」です。

このアプリの最大の特徴は、専門知識が一切不要で、本格的なノベルゲームが作れる点にあります。

ユーザーが用意するのは、基本的に物語のテキストだけです。

キャラクターの立ち絵、背景画像、BGM、効果音といった、ゲーム制作に必要な素材がアプリ内に豊富に用意されており、それらをタップ操作で自由に配置していくだけで、リッチな演出のビジュアルノベルが完成します。

選択肢によるシナリオ分岐や、フラグ管理(特定の行動によって後の展開が変わる仕組み)といった、ノベルゲームならではの機能も簡単に実装できます。

自分が思い描いた物語を、ゲームという形で表現したいクリエイターにとって、これほど心強いツールはないでしょう。

「のべるちゃん」の素晴らしい点は、シナリオライティングに集中できる環境を提供してくれることです。

ゲームの見た目や演出に関する部分はアプリがサポートしてくれるので、クリエイターは「どんな物語で読者を楽しませるか」という最も重要な部分に全力を注げます。

完成した作品は他のユーザーに公開することも可能です。

自分の物語が誰かの心を動かす体験は、何物にも代えがたい喜びとなるはずです。

スマホでノベルゲーム作成は可能か

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結論として、スマホだけでノベルゲームを作成することは十分に可能です。

前述の「Script少女 のべるちゃん」のような専用アプリを使えば、企画から制作、公開まで、すべての工程をスマートフォン一台で完結させることができます。

スマホでの制作は、PCがなくても、いつでもどこでも作業を進められるという大きな利点があります。

通勤・通学中の電車の中や、ちょっとした休憩時間にシナリオを一行書き進めたり、キャラクターの表情を調整したりと、スキマ時間を有効に活用できます。

この手軽さが、多忙な現代人にとって、創作活動を継続する上で大きな助けとなります。

もちろん、スマホでの制作には限界もあります。

長大なシナリオを小さな画面で入力するのは、人によってはストレスに感じるかもしれません。

また、画像編集や音楽制作といった、素材を自作する工程は、PCに比べて効率が落ちる場合があります。

しかし、これらの課題は、Bluetoothキーボードを利用したり、無料の素材サイトを活用したりすることで、ある程度は克服可能です。

スマホでのノベルゲーム作成を成功させるには

重要なのは、「物語の設計図」をしっかりと作ることです。

キャラクター設定、世界観、そして物語の起承転結をあらかじめ練っておくことで、制作途中で迷子になるのを防げます。

スマホの手軽さに甘えて無計画に進めるのではなく、しっかりとしたプロット(あらすじ)を立てることが、作品を完成に導く最も確実な方法と言えるでしょう。

ティラノビルダーはスマホで使える?

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ノベルゲーム制作ツールとして非常に有名な「ティラノビルダー」ですが、このツールをスマホで利用できるかと疑問に思う方も多いでしょう。

ここで正確に理解しておくべき重要なポイントがあります。

まず、ティラノビルダーという開発ツール自体は、PC(Windows/Mac)専用のソフトウェアです。

そのため、スマホにティラノビルダーをインストールして、ゲーム開発を行うことはできません。開発作業は、必ずPC上で行う必要があります。

では、スマホと全く無関係かというと、そうではありません。

ティラノビルダーの強力な特徴の一つは、作成したゲームを様々なプラットフォーム向けに出力できることです。

その出力形式の中には、もちろんスマホのブラウザで動作する形式(HTML5)も含まれています。

ティラノビルダーとスマホの関係性

つまり、「開発はPCで行い、完成したゲームをスマホで遊んでもらう」というのが、ティラノビルダーとスマホの正しい関係性です。

PCで開発したゲームファイルをサーバーにアップロードすれば、ユーザーはURLにアクセスするだけで、特別なアプリをインストールすることなく、スマホのブラウザ上であなたのゲームをプレイできるようになります。

もし、あなたが「スマホだけで開発を完結させたい」のであれば、ティラノビルダーは選択肢から外れます。

その場合は、「Script少女 のべるちゃん」などのスマホネイティブなアプリを選ぶべきです。

一方で、「PCでの開発環境は整っているが、最終的にスマホユーザーに届けたい」という目的であれば、ティラノビルダーは非常に強力な選択肢となります。

RPG制作におすすめのアプリ

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RPGはゲームの王道ジャンルであり、「自分で作ってみたい」と考える人も特に多いでしょう。

スマホでRPGを制作するなら、目的に応じていくつかの有力な選択肢があります。

ここでは代表的なアプリを比較してみましょう。

手軽にレトロ風RPGを作るなら「ビットゲームメーカー」

「ビットゲームメーカー」は、その名の通り、ドット絵スタイルのレトロな雰囲気を持つRPGを、非常に簡単に作成できるアプリです。

プログラミングの知識は一切不要。

マップチップを並べてフィールドを作り、キャラクターやイベントを配置していくだけで、自分だけのRPGの世界が構築できます。

クエストをクリアして制作者自身のレベルを上げると、作れるマップやアイテムの上限が増えていくという、まるでゲームをプレイしているかのような感覚で制作を楽しめるユニークなシステムが特徴です。

より自由度の高い制作を目指すなら「RPGツクールMV/MZ」

「RPGツクール」シリーズは、PC向けRPG制作ツールの代名詞的存在です。

このツールで作成したゲームは、スマホのブラウザでプレイ可能な形式で出力できます。

ティラノビルダーと同様に、開発自体はPCで行う必要がありますが、その分、非常に高度で自由なゲーム制作が可能です。

豊富なプラグイン(拡張機能)を導入すれば、独自の戦闘システムやメニュー画面を実装することも夢ではありません。

「いつかは本格的な長編RPGを」と考えているなら、最終的なゴールとして視野に入れておくと良いでしょう。

ツール名開発環境価格帯特徴こんな人におすすめ
ビットゲームメーカースマホのみ基本無料ドット絵の2D-RPGに特化。操作が非常に簡単。プログラミング未経験で、手軽にRPG制作を体験したい人。
Struckdスマホのみ基本無料3Dゲームを手軽に作れる。RPGも制作可能。3DのRPGやアクションRPGを作ってみたい人。
RPGツクールMV/MZPC必須有料非常に高機能で自由度が高い。プラグインが豊富。PCを持っていて、本格的でオリジナリティの高いRPGをじっくり作りたい人。

初心者が知るべき制作のポイント

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ゲーム制作への情熱はあっても、多くの人が途中で挫折してしまいます。

そうならないために、特に初心者が心に留めておくべき制作のポイントがいくつかあります。

最初は短編で完成させることを目指す

最も重要なのは、「いきなり大作を作ろうとしない」ことです。

壮大なストーリーや広大な世界を夢見る気持ちは分かりますが、最初から規模が大きすぎると、完成までに膨大な時間と労力がかかり、モチベーションを維持するのが困難になります。

まずは、一つの村と一つのダンジョンで完結するような、10分~30分程度でクリアできる短編RPGを目標にしましょう。

「一つの作品を最後まで作り上げた」という達成感は、次の創作への最高の燃料となります。

テンプレートとチュートリアルを徹底活用する

多くの作成ツールには、ゲームのひな形となるテンプレートや、操作を学べるチュートリアルが用意されています。

これらを無視して、ゼロから全てを自力でやろうとするのは遠回りです。

まずはテンプレートを改造するところから始め、基本的な仕組みを理解しましょう。

「どうしてこのイベントはこのように動くのか」を解析することで、応用力が身につきます。

こまめなテストプレイを怠らない

「これくらい大丈夫だろう」という油断が、後で致命的なバグ(不具合)に繋がります。

何か一つイベントを追加したら、必ずその部分をテストプレイする癖をつけましょう。

特に、物語の進行を管理する「スイッチ」や「変数」の設定ミスは、ゲームが進行不能になる原因の第一位です。

こまめにテストと修正を繰り返すことが、結果的に完成への近道となります。

ゲーム制作は、地道な作業の積み重ねです。

華やかな世界の裏には、非常に地味なデバッグ作業があります。この点を理解しておくことも、挫折を防ぐためには重要です。

まとめ:RPGゲームの作り方をスマホで学ぼう

  • スマホでのゲーム制作は専門知識がなくても始められる
  • 無料で使える高機能なゲーム作成アプリが多数存在する
  • 作りたいゲームのジャンルに合わせてツールを選ぶことが重要
  • 2DレトロRPGなら「ビットゲームメーカー」が手軽
  • 3Dゲームに挑戦したいなら「Struckd」などが選択肢になる
  • ノベルゲーム制作なら「Script少女 のべるちゃん」が定番
  • ティラノビルダーでの開発はPCが必須だが完成品はスマホで遊べる
  • RPGツクールも同様にPCで開発しスマホ向けに出力する
  • アプリだけでなくブラウザ上で制作できるサイトも存在する
  • PCと連携できるWebツールは作業効率が高い
  • 初心者はまず短編作品を完成させることを目標にする
  • テンプレートやチュートリアルを積極的に活用することが近道
  • スイッチや変数の管理は丁寧に行う
  • こまめなテストプレイがバグを防ぎ完成度を高める
  • スマホ一台で企画から公開まで完結させることも十分に可能である