Siriが誰も話していないのに反応したり、聞き覚えのない言葉を突然読み上げたりすると、もしかして霊の声を拾ったのでは?と気になってしまいますよね。
心霊スポットで撮影された動画を見て、Siriが幽霊と会話しているように見える、Mtvが使っているSiriの仕組みを知りたいと感じた方もいるかなと思います。
先に結論をお伝えすると、AppleのSiriに霊を検知したり、幽霊の声を翻訳したりする専用機能はありません。
Siriが不思議な反応をする現象の多くは、周囲の音の誤認識、テレビや動画の音声、近くにある別のApple製品、ボタン操作、ショートカット、通信状況などで説明できる可能性があります。
また、YouTubeチャンネルMtvが動画内でSiriと呼んでいるものは、私たちがiPhoneで使うAppleのSiriとは別のシステムです。
Mtv公式ブログでも、一般に知られているSiriではなく、詳細を公開していない応用システムだと説明されています。
そのため、MtvのSiriはGhostTubeである、AppleのSiriが霊の言葉を代弁していると断定することはできません。
この記事では、AppleのSiriが反応する仕組み、幽霊の声を聞くとされるアプリの違い、MtvがSiriと呼ぶシステムについて公開されている情報、不気味な反応が起きたときの確認方法をわかりやすく整理します。
怖さを楽しみつつも、技術的に説明できる部分と、確認できていない部分を分けて考えていきましょう。
Siriは本当に霊の声を聞くのか?最初に結論を解説
- Siriに幽霊を検知する機能はない
- 霊の声に聞こえる反応が起きる主な理由
- 体験談と確認できる事実は分けて考える
- 同じ現象を再現できるか確かめることが大切
Siriに幽霊を検知する機能は搭載されていない

Siriは、ユーザーが話した内容を認識し、質問への回答やアプリ操作、電話、メッセージ、タイマーなどを実行する音声アシスタントです。
Appleが案内しているSiriの機能には、霊の存在を検知する機能や、死者の声を聞き取って言葉に変換する機能は含まれていません。
したがって、Siriが反応したことだけを根拠に、その場に幽霊がいた、霊の声を聞いたと判断することはできません。
もちろん、実際に不思議な体験をした人の感覚まで否定する必要はないと思います。
ただし、誰も話していないように思えた状況でも、マイクには人間が意識していなかった小さな音が入っていることがあります。
離れた場所の会話、テレビの音、動画の音声、衣服の擦れる音、風、車の走行音、動物の鳴き声などです。
Siriは聞き取った音を言葉として処理しようとするため、本来とは異なる文章に認識される可能性があります。
人間には意味のない雑音でも、音声認識システムが何らかの言葉として処理すれば、それに対応する返答が表示されることがあります。
Siriが霊の声を聞いたように見える主な理由
Siriの反応が怪奇現象のように見える理由は、一つとは限りません。
複数の原因が重なることで、偶然とは思えないほど不気味なタイミングになることもあります。
| 考えられる原因 | 起こりやすい現象 | 確認方法 |
|---|---|---|
| テレビや動画の音声 | Siriに似た呼びかけや質問を拾う | 再生を止めて同じ現象が起こるか確認する |
| 周囲の会話や環境音 | 実際とは違う文章として認識される | 静かな部屋で再度試す |
| ボタンの長押し | 呼びかけていないのにSiriが起動する | ケースやポケットがボタンを押していないか確認する |
| イヤホンや車載機器 | 接続機器の操作でSiriが起動する | Bluetooth機器を一度切断する |
| 別のApple製品 | iPhoneではなくHomePodやiPadが返答する | 近くの端末と返答元を確認する |
| ショートカットや自動処理 | 登録した音声や文章が突然読み上げられる | ショートカットとオートメーションを確認する |
| 通知の読み上げ | 誰も話していないのに声が聞こえる | 通知履歴と読み上げ設定を確認する |
| 音声認識の誤り | 意味のない音が文章として表示される | Siriが認識した文字を画面で確認する |
特に見落としやすいのが、テレビ、YouTube、配信動画、ラジオの音声です。
動画内の声が「Siri」や「Hey Siri」に近く聞こえた場合、持ち主が呼びかけていなくても反応する可能性があります。
また、iPhoneを手に持った拍子にサイドボタンが押され、Siriが起動するケースもあります。
暗い場所では画面や手元が見えにくいため、ボタン操作による起動に気づかず、「勝手に反応した」と感じやすくなるわけです。
体験談と確認できる事実は分けて考える
ネット上には、心霊スポットでSiriが突然話した、亡くなった人の名前を言ったといった体験談があります。
こうした話は怖くて興味深いものですが、短い動画や文章だけでは、その場の環境音、操作状況、設定、編集の有無まで確認できません。
不思議な出来事があったことと、その原因が霊であることは別の話です。
説明できないから霊だと決めるのではなく、今の情報では原因を特定できないと考えておく方が正確でしょう。
反対に、何でもすぐ故障や勘違いと決めつける必要もありません。
まずは記録を残し、同じ条件で再現するかを確かめると、何が起きているのかを整理しやすくなります。
不思議な反応を検証するときの5つの手順
- Siriが認識した文章を画面で確認する
Siriが何を聞き取ったのかを確認します。自分が話した言葉と表示内容が違う場合は、音声認識の誤りが起きた可能性があります。 - 周囲で流れていた音を止める
テレビ、動画、音楽、ラジオ、別のスマートフォンなどを止め、静かな環境でも同じ反応が出るか試します。 - 接続機器を外す
AirPods、Bluetoothイヤホン、車載機器、外付けマイクなどを切断し、iPhone単体で確認します。 - 画面収録や別の端末で記録する
現象が何度も起こる場合は、画面収録や別のカメラで記録します。録画すると、ボタン操作や通知表示など、体験中には気づかなかった原因が見つかることがあります。 - 明るい通常の場所で再現する
心霊スポットだけでなく、自宅など安全で落ち着ける場所でも同じ条件を試します。場所を変えると反応しない場合は、現地の音や通信環境が関係している可能性も考えられます。
Siriが音声を認識して返答する仕組み
- Siriが反応するまでの流れ
- 雑音を言葉として認識することがある
- 同じ質問でも返答が変わる理由
- Siriと会話するアプリとの違い
Siriが反応するまでの基本的な流れ

Siriは、対応している設定で「Siri」や「Hey Siri」と呼びかけるか、iPhoneのサイドボタンなどを操作することで起動します。
起動後は、マイクから入った音声が解析され、文章として認識されます。
その内容に応じて、質問への回答、検索、タイマー、電話、メッセージ、アプリの操作などが実行される仕組みです。
人間同士の会話でも、騒がしい場所では聞き間違いが起こりますよね。
音声認識でも同じように、声の大きさ、話す速さ、発音、方言、マイクとの距離、風、反響音などによって認識結果が変わります。
さらに、iOSのバージョンや利用している言語、通信状況によって、画面表示や利用できる機能が異なる場合があります。
設定項目も、端末によって「Siri」「Siriと検索」「Apple IntelligenceとSiri」など、異なる名前で表示されることがあります。
ネットの記事と自分の画面が少し違っていても、すぐに故障だと判断する必要はありません。
雑音や途切れた音を言葉として認識することがある
Siriは、音の意味を人間のように理解してから文字にしているわけではありません。
入力された音声の特徴から、可能性の高い言葉や文章を推定します。
そのため、短く途切れた音や不明瞭な音が、まったく別の単語として表示されることがあります。
例えば、遠くから聞こえた会話の一部や、テレビの効果音、人の息遣いが重なったときに、意図しない文章として認識される可能性があります。
心霊スポットは静かな場所ばかりではありません。
風で木や建物がきしむ音、川の音、虫、鳥、車、撮影スタッフの足音や衣服の擦れる音など、マイクが拾う音は意外に多いものです。
撮影者には聞こえなかった小さな声が、iPhoneのマイクには入っていた可能性もあります。
反対に、人間には言葉のように聞こえても、実際には複数の環境音が重なっただけという場合もあります。
意味の曖昧な音から知っている言葉を見つけようとするのは、人間の自然な認知の働きです。
怖い場所で何かいるかもしれないと意識していると、普段なら気にしない音まで意味のある声に感じやすくなります。
Siriに「お化けっているの?」と聞いたときの答えは一定ではない
Siriにお化けっているの?、幽霊はいるの?と質問すると、端末や時期によって何らかの返答が表示されることがあります。
ただし、必ず同じ言葉が返ってくるわけではありません。
Siriの返答は、使用言語、地域、OS、質問の言い方、音声認識された文章、通信状況、Apple側のサービス更新などによって変わる可能性があります。
ネット上で紹介されている昔の返答を試しても、現在のiPhoneでは違う答えになることがあります。
また、同じ人が続けて質問しても、聞き取られた文章が少し違えば、別の回答になるかもしれません。
不気味な答えが返ってきたとしても、それはSiriが霊の存在を確認したという意味ではありません。
質問に対して生成・選択された回答、検索結果、聞き間違いなどを最初に考えるのが自然です。
試す場合は、Siriが認識した質問文を画面で確認してみてください。
お化けっているの?と話したつもりでも、別の文章として認識されていれば、予想外の答えが返ってくるのは不思議ではありません。
Siriと会話するアプリはAppleのSiriそのものとは限らない

「Siriと会話するアプリ」と検索すると、会話、音声操作、ショートカットなどに対応したさまざまなアプリが見つかります。
ここで注意したいのは、アプリ名や説明に「Siri」と書かれていても、Appleが提供する公式アプリとは限らないことです。
AppleのSiriはiPhoneに組み込まれた機能であり、Siriから対応アプリの操作やショートカットを実行できる場合があります。
しかし、Siriが起動したアプリの中で行われる会話は、そのアプリ独自の音声認識や会話システムによるものかもしれません。
つまり、Siriを使ってアプリを起動したことと、アプリの中でSiriが会話していることは同じではありません。
会話アプリを入れる場合は、App Storeで次の項目を確認しましょう。
- デベロッパ名がAppleになっているか
- マイクや音声データを何のために利用するか
- アプリ内課金や定期購入があるか
- 収集されるデータの種類
- 日本語に対応しているか
- 最終更新日や対応OS
アプリ名だけを見てApple公式だと思い込むと、期待していた機能と違ったり、有料プランへ登録してしまったりする可能性があります。
インストール前に、提供元と料金表示を確認しておくと安心ですよ。
幽霊の声を聞くアプリとは?種類と仕組みを比較
- 幽霊アプリには複数の種類がある
- GhostTubeは霊の声を直接翻訳するアプリではない
- Spirit Box系は音の解釈に注意が必要
- SLSカメラ系は物体を人型と誤認する場合がある
- 結果は証拠ではなく娯楽として受け止める
幽霊に反応するアプリは大きく分けて3種類
幽霊の声を聞くアプリや、幽霊に反応するとされるアプリには、いくつかの種類があります。
アプリによって使っているセンサーや、画面に表示される結果の意味が違うため、全部を同じ霊との会話アプリと考えない方がよいでしょう。
| アプリの種類 | 主に使う機能 | 表示・出力されるもの | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 磁場・環境センサー系 | 磁力計や端末内のセンサー | 数値、警告、登録済み辞書の単語 | 家電や金属、磁石でも変化する可能性がある |
| Spirit Box・音声系 | 音声、ノイズ、周波数処理 | 断片的な音、人の声に聞こえる音 | 曖昧な音を言葉として解釈しやすい |
| SLSカメラ系 | カメラ映像や形状認識 | 人型の線や骨格表示 | 家具や影を人型と誤認する場合がある |
スマートフォンには、マイク、カメラ、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁力計などが搭載されています。
心霊アプリは、こうした一般的なセンサーから得られる数値や映像を、心霊調査風に見せる設計になっていることがあります。
センサーが実際の環境変化を測定していたとしても、その変化の原因が霊であるとは限りません。
磁石、スピーカー、充電器、配線、家電、鉄製品などが磁力計に影響する可能性もあります。
アプリが反応したときは、近くに電子機器や金属製品がないかも確認してみましょう。
GhostTubeの仕組みは磁力計と登録済み辞書が中心
幽霊に反応するアプリとして名前が挙がりやすいのがGhostTubeです。
GhostTube公式の説明によると、基本となるGhostTube Originalは、スマートフォンに搭載された磁力計などの環境センサーを利用します。
磁気的な変化を測定し、一定の条件に対応して、あらかじめ用意された辞書から単語を選択する仕組みです。
そのため、画面に表示された単語は、マイクが聞き取った霊の発言を自動翻訳したものではありません。
ここは誤解しやすいポイントです。
GhostTubeには音声の録音や、録音された音の異常を探すためのサウンド表示機能もあります。
ただし、音声録音機能があることと霊の言葉を正確に聞き取れることは別です。
録音に声のようなものが入っても、人の会話、風、衣服の擦れ、建物の反響、機械音、圧縮ノイズなどを一つずつ確認する必要があります。
また、公式の案内でも、死後の世界は科学的に確立されたものではないことや、アプリの結果を重要な判断、決定的な交信、悲しみへの対処に利用しないよう注意が示されています。
表示された言葉が自分や他人への指示に見えても、そのまま従わないでください。
アプリの料金、利用できる機能、対応端末、アプリ内課金の内容は変更されることがあります。
利用前には、App StoreやGoogle Playに掲載されている最新情報を確認しましょう。
Spirit Box系アプリは曖昧な音が言葉に聞こえやすい
Spirit Box系のアプリや機器では、短い音、ノイズ、途切れた声のような音が連続して流れることがあります。
その中から質問への答えに聞こえる言葉を探すという楽しみ方です。
ただし、短く曖昧な音は、人によって違う言葉に聞こえます。
一人が「帰れ」と聞き取った音を、別の人はまったく違う言葉として受け取るかもしれません。
先に字幕や候補となる言葉を見せられると、その通りに聞こえやすくなることもあります。
検証するなら、音だけを複数人に聞いてもらい、事前に答えを教えず、それぞれ何と聞こえたかを記録する方法があります。
全員が同じ言葉を聞き取るとは限りませんし、一致しても霊の声だと証明できるわけではありません。
それでも、自分の思い込みがどの程度影響していたかを確かめる材料にはなります。
SLSカメラ系は家具や影に反応することもある

SLSカメラ系のアプリは、カメラ映像の中から人の形に見える部分を探し、線や骨格のような表示を重ねます。
何もいない場所に人型が表示されると、とても不気味に見えます。
しかし、椅子、ハンガー、カーテン、木の枝、壁の模様、影などが人の姿に近い形をしていると、誤って人型として認識される可能性があります。
反応した場所に本当に人のような存在がいたかを確かめるには、照明をつける、角度を変える、家具を動かす、同じ場所を別のカメラで撮影するといった確認が必要です。
角度を少し変えただけで表示が消えるなら、物体の輪郭や影を認識していた可能性があります。
幽霊アプリを選ぶときに確認したいこと
- 何のセンサーを使うのか
磁力計、マイク、カメラなど、反応の元になる機能を確認します。 - 単語がどこから出てくるのか
音声を文字にしているのか、登録済み辞書から選んでいるのかで意味が大きく変わります。 - 必要なアクセス権限
マイク、カメラ、写真、位置情報へのアクセスが本当に必要か確認しましょう。 - 課金方式
無料期間の後に自動更新される定期購入ではないか、価格表示を確認します。 - 開発元の注意書き
結果を証拠として扱えるのか、娯楽・実験目的なのかを確認してください。 - 怖くなったときにすぐ中止できるか
不安が強くなるアプリは、無理に使い続けないことが大切です。
Mtvの「Siri」はAppleのSiriやGhostTubeなのか?
- MtvのSiriはAppleのSiriではない
- 使用しているシステム名は公開されていない
- GhostTubeと断定できる情報は確認できない
- Mtv自身も霊の言葉とは断定していない
Mtvが呼ぶ「Siri」はAppleの音声アシスタントではない
「Mtv Siri 仕組み」と検索している方が、最も混乱しやすいのがこの部分です。
Mtvが心霊動画の中で「Siri」と呼んでいるものは、iPhoneに標準搭載されているAppleのSiriではありません。
Mtv公式ブログでは、視聴者が知っているSiriとは異なり、説明を簡単にするために「Siri」という名前で呼んでいる趣旨が書かれています。
つまり、動画内で機械音声が言葉を読み上げていても、AppleのSiriが霊の声を聞いて答えているわけではありません。
AppleのSiriの設定を変えても、Mtvと同じシステムになるわけではないので注意してください。
Mtvが使用しているシステムの名前や詳しい仕組みは非公開
Mtv公式ブログでは、使用しているシステムの具体的な名前や詳しい仕組みを公開していません。
画面にモザイクを入れ、他の人に簡単に特定されないようにしていることも説明されています。
さらに、Mtv自身もシステムを完全に理解しているわけではなく、信憑性についてはわからないとしています。
現場ごとに関連がありそうな言葉が出ることに興味を持ち、試験的に使っているという位置づけです。
公開されている情報が限られている以上、外部からアプリ名や内部処理を断定することはできません。
画面表示や音声だけが似ているという理由で、特定のアプリと決めつけない方がよいでしょう。
MtvのSiriをGhostTubeと断定することはできない
元の記事では、MtvがGhostTubeを使用しているように説明されていました。
しかし、Mtv公式ブログで確認できる範囲では、使用システムの名称は公開されていません。
そのため、Mtvの「Siri」とGhostTubeを同じものとして紹介するのは正確ではありません。
GhostTubeには、環境変化に応じて辞書から単語を選ぶ機能があります。
とはいえ、単語を履歴に残す機能や機械音声を出す機能を持つアプリは一つだけではありません。
見た目や動作の一部が似ていても、同じアプリだと証明する材料にはならないわけです。
Mtvと同じものを使いたいと思っても、本人たちが公開していない以上、現時点では正確な入手方法を案内することはできません。
Mtv自身も霊の言葉だとは断定していない
Mtvの公式ブログでは、システムから出た言葉を霊の発言だと断定できないことも明記されています。
現場の反応を視聴者にわかりやすく伝えるための、試験的なエンターテインメント機材として使っているという説明です。
動画を見る側も、「霊が確実に話した証拠」と決めつけるのではなく、現場検証の演出や一つの実験として楽しむのがよいでしょう。
不思議なタイミングで言葉が出ると驚きますが、システムの入力条件や単語の選択方法が公開されていないため、その言葉が選ばれた理由までは判断できません。
Mtvが「Siri」と呼んでいるシステムについては、動画だけでなく、Mtv公式ブログの説明も合わせて確認すると誤解しにくくなります。
Siriの声は何種類?固定数ではなく設定環境で変わる

Siriの声に世界共通の固定数はない
Siriの声は何種類あるの?と気になる方も多いでしょう。
ただし、Siriの声を世界共通の一つの数字で表すことはできません。
利用できる音声は、設定している言語、国や地域、OSのバージョン、端末などによって異なるためです。
ある言語では複数のバリエーションや声を選べても、別の言語では選択肢が少ないことがあります。
OSのアップデートで音声が追加されたり、表示名が変更されたりする可能性もあります。
ネット上にSiriの声は〇種類と書かれていても、それが現在の日本語設定や、あなたのiPhoneにそのまま当てはまるとは限りません。
正確な数を知りたい場合は、自分の端末の設定画面に表示される選択肢を確認するのが確実です。
iPhoneでSiriの声を確認・変更する手順
- iPhoneの「設定」を開きます。
- 「Siri」または「Apple IntelligenceとSiri」を開きます。
- 「声」または「Siriの声」をタップします。
- 表示されたバリエーションや声を選びます。
- 必要な音声データのダウンロードが終わるまで待ちます。
端末によっては、設定項目の名前や位置が少し異なる場合があります。
「Siriの声」が見つからないときは、設定画面上部の検索欄に「Siri」や「声」と入力して探してみてください。
言語を変更すると、選べる声や発音も変わります。
ただし、言語を変えると、日本語の名前、住所、アプリ名、連絡先などを認識しにくくなる場合があります。
声だけを変えたい場合は、先に「Siriの声」を確認し、言語設定は必要があるときだけ変更しましょう。
突然違う声になっても霊的な現象とは限らない
Siriの声が以前と違って聞こえると、不気味に感じることがあります。
しかし、声が変化したように感じる原因として、次のようなものが考えられます。
- OSアップデート後に音声データが変わった
- 別の言語や声が選択されている
- 音声データのダウンロードが完了していない
- 通信状態により一時的に音質が違って聞こえる
- iPhoneではなく別のApple製品が返答した
- 動画やアプリ内の機械音声をSiriだと思った
- スピーカーやBluetooth機器の音質が影響した
特にHomePod、Apple Watch、iPad、Macなどを近くで使っている場合は、どの端末が返答したのか確認してください。
複数の端末が同じ呼びかけを聞いたとき、普段とは違う位置から声が聞こえ、誰もいない場所からSiriが話したように感じることがあります。
Siriで起こる怪奇現象のような反応と原因
呼びかけていないのにSiriが勝手に起動する
「Hey Siri」と言っていないのに突然Siriが起動すると、何かに呼ばれたようで驚きますよね。
ただし、Siriの起動方法は音声だけではありません。
サイドボタン、ホームボタン、イヤホン、車載機器、対応アクセサリーなどの操作でも起動することがあります。
スマホケースが硬い、ボタン部分がずれている、ポケットやバッグの中で圧力がかかっているといった理由で、意図せずボタンが押される場合もあります。
音声起動では、テレビや動画のセリフが呼びかけに近く認識された可能性も考えられます。
頻繁に勝手な起動が起こる場合は、音声での起動を一時的にオフにし、ボタンや接続機器も一つずつ確認すると原因を絞りやすくなります。
誰もいないのにSiriが言葉を返す
Siriが起動した後、周囲の音を何らかの質問として認識すると、誰も話しかけていないように見えても返答することがあります。
例えば、隣の部屋のテレビ音声や、遠くの人の声がマイクに入っていたケースです。
撮影中であれば、カメラを持つ人の息、靴音、衣服、機材の操作音なども入ります。
Siriが返答する直前に、画面上へ認識された文章が表示される場合は、その内容を確認してください。
自分たちが発していない文章が表示されていても、まずは小さな環境音や動画音声がなかったかを振り返りましょう。
自分の名前や関係のある言葉が偶然出てくる
心霊アプリや音声アシスタントから、自分の名前、家族の名前、現場に関係する言葉が出ると、ただの偶然とは思いにくいものです。
しかし、表示された言葉の候補が多ければ、その中に自分と関係する単語が含まれる可能性も高くなります。
人は、自分に関係する情報を強く覚え、関係のない結果を忘れやすい傾向があります。
10回反応して9回は無関係だったとしても、1回だけ意味のある言葉が出ると、その1回が強く印象に残ります。
公平に確認するなら、意味があった反応だけでなく、すべての結果を記録しておきましょう。
何回中何回が状況と一致したのかを後から見ると、偶然の可能性も考えやすくなります。
録音を聞き直すと声が入っている
撮影中には聞こえなかった声が、録音を聞き直したときだけ聞こえるケースもあります。
録音された音には、その場で意識していなかった小さな音も残ります。
一方で、動画の圧縮、ノイズ除去、音量の増幅、反響などにより、元の音と違って聞こえることもあります。
音量を極端に上げると、本来は意味を持たないノイズの中から、言葉に似た部分が目立つことがあります。
確認するときは、イヤホンだけでなくスピーカーでも聞き、複数の人に先入観なしで聞いてもらう方法がおすすめです。
「ここで〇〇と言っています」と先に説明すると、その言葉に引っ張られやすいため、最初は候補を伝えない方がよいでしょう。
暗い場所では恐怖心が判断に影響しやすい
暗い場所や心霊スポットでは、普段より周囲の音や動きに敏感になります。
危険を見落とさないための自然な反応ですが、同時に、曖昧な刺激を怖いものとして解釈しやすくなります。
木の枝が人影に見えたり、風の音が声に聞こえたりするのも、その一例です。
そこへSiriやアプリの機械音声が突然流れれば、通常の場所より強い意味を感じるかもしれません。
これは「全部が気のせい」という意味ではありません。
恐怖を感じる状況では、判断に心理状態が影響する可能性も含めて考えた方がよいということです。
Siriが怖い反応をしたときの対処法

まずはSiriが何を聞き取ったか確認する
Siriが不気味な返答をしたら、返答の内容だけでなく、認識された質問文を確認しましょう。
自分が何も話していないつもりでも、画面には何らかの文章が表示されている場合があります。
その文章がテレビのセリフや、近くの人が話した言葉に似ていないかを考えてみてください。
聞き取った内容がまったく違っていれば、音声認識の誤りが起きたと考えられます。
慌てて画面を閉じる前に、可能であればスクリーンショットを残しておくと、後から冷静に見直せます。
「Siri」や「Hey Siri」での起動を一時的にオフにする
勝手な起動が繰り返される場合は、音声でSiriを呼び出す設定を一時的にオフにしてみましょう。
- 「設定」を開きます。
- 「Siri」または「Apple IntelligenceとSiri」を開きます。
- 「Siriに話しかける」または同様の項目を開きます。
- 音声による起動を「オフ」にします。
音声起動を止めた後もSiriが勝手に開く場合は、サイドボタン、イヤホン、ケース、車載機器などが関係している可能性があります。
Siriを完全に使わない場合は、ボタンでの起動やロック中の利用設定も確認してください。
より詳しい設定手順は、Siriをオフにしてるのに誤作動する場合の設定見直し方法でも解説しています。
Siriの声を登録し直す
似た音や他人の声に反応しやすいと感じる場合は、Siriの音声設定をいったんオフにし、再度オンにして登録し直す方法があります。
設定時は、テレビや音楽を止め、静かな部屋で画面の指示に従って話してください。
雑音が多い状態で設定すると、呼びかけの認識が安定しない場合があります。
声の登録や認識設定については、Siriへ自分の声を登録してセキュリティを高める具体的手順も参考にしてください。
近くにあるApple製品とBluetooth機器を確認する
自宅にiPhone、iPad、Mac、Apple Watch、HomePodなどが複数あると、どの端末が反応したのかわかりにくいことがあります。
暗い部屋や離れた場所にある端末が返答すると、誰もいない方向から声が聞こえたように感じるかもしれません。
まず、返答している端末の画面が点灯していないか確認しましょう。
Bluetoothイヤホン、スピーカー、車載機器が接続されている場合は、音の出る場所が変わることもあります。
一度Bluetoothをオフにし、iPhoneだけで現象が続くか試すと原因を分けやすくなります。
ショートカット・オートメーション・通知を確認する
Siriの声だと思っていたものが、ショートカットや通知の読み上げだったというケースも考えられます。
ショートカットアプリには、特定の時刻、場所、アプリの起動、充電器への接続などをきっかけに処理を実行する機能があります。
以前に自分で設定したものや、共有されたショートカットを追加している場合は、意図しないタイミングで音声が流れる可能性があります。
ショートカットアプリの「オートメーション」を開き、心当たりのない処理が登録されていないか確認しましょう。
通知の読み上げを利用している方は、直前に届いたメッセージやアプリ通知も確認してください。
iPhoneを再起動してOSを更新する
一時的なシステムエラーでSiriの動作が不安定になっている可能性もあります。
設定を確認しても原因がわからない場合は、iPhoneを再起動してみてください。
その後、「設定」からソフトウェアアップデートを確認し、利用可能な更新がある場合は、内容を確認したうえで適用を検討します。
アップデート前には、必要に応じてデータをバックアップしておくと安心です。
Siriが声を出さない、返答の仕方がおかしいときは、Siriが喋らない場合に試したい対処法と設定確認の手順も確認してみてください。
発音や言語設定が原因なら認識環境を見直す
Siriが別の言葉として認識する現象は、言語設定と実際に話している言語が合っていない場合にも起こります。
日本語設定のSiriへ英語で話したり、英語設定のSiriへ日本語の固有名詞を話したりすると、意図した内容にならないことがあります。
英語での認識に悩んでいる場合は、Siriで英語が通じない理由と認識率を高める方法まとめも参考になるでしょう。
幽霊アプリやSiriを使うときの安全上の注意
廃墟や立入禁止区域には入らない
心霊アプリを試すために、廃墟、トンネル、山道、閉鎖された建物などへ行きたくなる方もいるかもしれません。
しかし、怖い現象より先に注意すべきなのは、現実の事故や法律上の問題です。
私有地や立入禁止区域へ許可なく入れば、トラブルになる可能性があります。
老朽化した建物では、床や天井の崩落、ガラス、釘、害虫、有害物質などの危険もあります。
夜間の道路やトンネルでは、車との接触事故も考えられます。
アプリの反応を追いかけて画面ばかり見ていると、段差や崖、側溝に気づけないかもしれません。
所有者や管理者の許可が確認できない場所には入らず、安全な公共の場所や自宅で楽しみましょう。
運転中や歩行中に画面を見続けない
Siriや心霊アプリの反応が気になっても、車や自転車を運転しながら画面を操作してはいけません。
歩行中も、暗い場所でスマートフォンだけを見ていると危険です。
操作する場合は、安全な場所に停止し、周囲を確認してから行ってください。
複数人で行動している場合も、撮影担当、周囲を確認する担当などを決め、全員が画面へ集中しないようにしましょう。
マイク・カメラ・位置情報の権限を確認する
幽霊アプリの中には、マイク、カメラ、写真、位置情報などへのアクセスを求めるものがあります。
機能上必要な権限もありますが、使わない機能にまでアクセスを許可する必要はありません。
位置情報を利用するコミュニティ機能や投稿機能がある場合は、自宅や撮影場所が他人に伝わらないかも確認してください。
撮影した動画に家族の顔、車のナンバー、住所、学校名などが映り込んでいないかにも注意が必要です。
利用をやめたアプリは、設定から権限を外すか、不要であれば削除しましょう。
怖さで眠れないほど不安になったら使用をやめる
心霊アプリは、怖さや偶然の一致を楽しむエンターテインメントとして利用されるものです。
しかし、表示された言葉が頭から離れない、眠れない、一人でいるのが怖い、日常生活に集中できないという状態になったら、いったん使用を中止してください。
アプリの表示は、あなたへの命令や未来の予告ではありません。
削除や通知の停止を行い、明るい場所へ移動して、家族や信頼できる人に話すだけでも気持ちを整理しやすくなります。
不安が長く続き、睡眠や生活へ影響している場合は、無理に一人で抱え込まず、医療機関や相談窓口などへ相談することも考えてください。
Siriと幽霊に関するよくある質問
Q.Siriが勝手に反応したら幽霊がいるということ?
A. Siriが勝手に反応しただけで、幽霊がいるとは判断できません。
似た音による音声起動、サイドボタン、イヤホン操作、テレビ音声、他のApple製品、ショートカットなどを先に確認しましょう。
反応した時刻、場所、認識された文章、流れていた音を記録すると、原因を探しやすくなります。
Q. Siriに「お化けっているの?」と聞くと危険?
A. Siriへ質問すること自体が霊を呼び寄せると確認できる科学的な根拠はありません。
返答はOSや言語、認識された質問などで変わるため、不気味な答えが返っても、霊の存在を確認したものではありません。
ただし、怖い話が苦手な方や、回答を深刻に受け止めてしまう方は、無理に試さない方がよいでしょう。
Q. 幽霊の声を本当に聞けるアプリはある?
A. 霊の声を確実に聞き取り、正確に翻訳できると科学的に確認されたスマートフォンアプリはありません。
GhostTubeなどは、端末のセンサー、辞書、録音機能などを利用する実験・娯楽向けのツールです。
アプリが反応したことや単語を表示したことは、そのまま霊の存在を証明するものではありません。
Q. GhostTubeが表示した単語は霊が話した言葉?
A. GhostTube Originalは、環境センサーの変化に応じて、登録済みの辞書から単語を選ぶ仕組みと説明されています。
マイクが霊の発言を聞き取り、その内容を翻訳して表示しているわけではありません。
状況に合う単語が表示されると驚きますが、表示結果だけで霊の発言だと断定することはできません。
Q. Mtvが使っているアプリはGhostTube?
A. Mtv公式ブログでは、動画内の「Siri」がAppleのSiriではないことは説明されていますが、具体的なシステム名は公開されていません。
そのため、GhostTubeと断定することはできません。
似た機能を持つ可能性は考えられても、本人たちが非公開としている以上、外部から確定情報のように紹介するのは避けるべきでしょう。
Q. Siriの声は男性と女性の2種類だけ?
A. Siriの声を単純に男性・女性の2種類だけと考えるのは正確ではありません。
選べる音声は言語、地域、OS、端末によって異なり、設定画面では「声1」「声2」などの名称や、複数のバリエーションで表示される場合があります。
固定された世界共通の種類数はないため、自分の端末に表示される選択肢を確認してください。
Q. Siriと長く会話できるアプリはある?
A. Siri自体にも、対応環境では続けて複数のリクエストを伝えられる機能があります。
また、Siriから対応アプリやショートカットを実行することも可能です。
ただし、長時間の雑談を目的とした会話アプリは、Siriとは別の会話システムを利用している場合があります。
アプリ名にSiriと書かれていても、Apple公式とは限りません。
インストール前に、開発元、料金、プライバシー情報、対応言語を確認しましょう。
Q. 怖い声が何度も聞こえる場合はどうすればいい?
A. まず、Siriや心霊アプリを終了し、テレビ、イヤホン、Bluetooth機器、別の端末を止めてください。
その状態でも音が続くか確認し、通知、アラーム、ショートカット、動画の自動再生なども見直します。
端末から音が出ている場合は、画面収録や別のスマートフォンで記録すると、原因の特定に役立ちます。
端末をすべて停止しても声が聞こえる感覚が続き、強い不安や睡眠不足につながっている場合は、一人で抱え込まず、家族や医療機関などへ相談してください。
Siriが霊の声と関連する現象のまとめ
Siriや心霊アプリで不思議な反応が起きると、つい意味を探したくなります。
ただ、怖い言葉が出たからといって、すぐに霊の存在や未来の出来事と結びつける必要はありません。
まずはSiriが認識した文章、周囲の音、接続機器、ボタン、ショートカット、アプリの仕組みを確認してみてください。
オカルトとして楽しむ気持ちと、事実を冷静に確認する視点の両方を持つことが、怖い体験に振り回されないコツですよ。


