ソニーから発表されたXperia 10 VIIの値段やスペック、そして気になる発売日について詳しく知りたいと思いませんか。
旧モデルとの比較や新しい本体サイズ、各キャリアの予約状況、そして注目の新機能である即撮りボタンの使い勝手など、購入を検討する上で知りたい情報は多岐にわたります。
また、ワイヤレス充電への対応の有無や、デザインに合わせた純正ケースの存在も重要なポイントです。
この記事では、ソニーの公式発表などの最新情報をもとにXperia 10 VIIの値段とスペックを徹底的に解説し、あなたの疑問にすべてお答えします。
Xperia 10 VIIの値段と主要スペックを解説
- Xperia 10 VIIの気になる発売日
- 海外価格から国内の値段を予想
- 刷新されたデザインと本体サイズ
- 向上した基本スペックをチェック
- Xperia 10 VIとの性能比較
Xperia 10 VIIの気になる発売日

多くのファンが待ち望んでいたソニーの新型ミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 VII」の発売時期は、2025年9月中旬以降と公式にアナウンスされています。
例年のXperia 10シリーズが5月から7月にかけて発売されていたことを考えると、今回は約4ヶ月遅れての秋シーズンでの登場となります。
現時点で具体的な日付はまだ明らかにされていませんが、グローバルでの発表を受けて、国内の各キャリアからも近日中に取り扱いに関する詳細なアナウンスがあると予想されます。
通例、予約開始は発売日の1〜2週間前から行われることが多いため、9月上旬から中旬にかけて情報が一気に解禁される可能性があります。
SIMフリーモデルも同様に、ソニーストアなどで9月中旬以降に順次発売が開始される見込みです。
フラッグシップモデルの「Xperia 1 VII」の発表から少し間が空いたので、待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
秋の新型スマートフォンシーズンに合わせての登場となり、他の最新モデルと比較検討する楽しみも増えそうですね。
購入を検討している方は、各キャリアやソニーストアからの正式な発売日や予約開始日の告知を見逃さないように、公式サイトのチェックを続けることをお勧めします。
海外価格から国内の値段を予想

Xperia 10 VIIの国内販売価格はまだ発表されていませんが、先にアナウンスされた海外での価格が大きな参考になります。
ヨーロッパでの販売価格は449ユーロ、イギリスでは399ポンドと設定されています。
これは、前モデルのXperia 10 VI(399ユーロ/349ポンド)から約50ユーロ/50ポンドの値上げとなり、性能向上分が価格に反映された形です。
参考:海外価格と日本円換算
- Xperia 10 VII: 449ユーロ(約7.8万円)
- Xperia 10 VI: 399ユーロ(約6.9万円)
※1ユーロ=約174円で換算した場合。価格は為替レートにより変動します。
ただ、この単純な円換算がそのまま国内価格になるわけではありません。
多くのスマートフォンでは、税金や販売戦略の違いから、国や地域によって価格設定が異なります。
実際に、Xperia 10 VIの国内SIMフリーモデルの価格(発売時69,300円)は、欧州価格の円換算よりも安価に設定されていました。
この傾向を踏まえると、Xperia 10 VIIの国内SIMフリーモデルの値段は8万円を下回る、7万円台後半に設定される可能性が高いと予想できます。
もちろん、これはあくまで過去の事例からの推測であり、最終的な価格はソニーや各キャリアの公式発表を待つ必要があります。
価格はあくまで予想です
この記事で提示している国内価格は、海外での発表価格をもとにした推測です。
円安の進行度合いなどによっては、予想を上回る可能性もゼロではありません。
正確な情報については、必ず公式発表をご確認ください。
刷新されたデザインと本体サイズ

Xperia 10 VIIは、従来モデルからデザインコンセプトを大きく刷新し、見た目の印象が大きく変わりました。最も象徴的な変更点は、背面のカメラレイアウトです。
これまでの縦型配置から、レンズを水平に配置する横レイアウトに変更され、クリーンなエリアが広がることで、よりすっきりとして洗練された印象を与えます。
背面パネルには落ち着いたマット仕上げが施され、指紋が付きにくいという実用的なメリットもありそうです。
本体サイズは、約153mm × 約72mm × 約8.3mmで、重量は約168gです。
前モデルのXperia 10 VI(約155mm × 約68mm × 約8.3mm)と比較して、縦に2mm短く、横に4mm広くなりました。
これは、長年Xperia 10シリーズの特徴であった縦長の21:9ディスプレイから、より一般的な19.5:9のアスペクト比に変更されたためです。
サイズ・重量・素材まとめ
- 本体サイズ: 約153mm × 72mm × 8.3mm
- 重量: 約168g
- 特徴: 従来より横幅が広がり、一般的なスマホのサイズ感に
- ディスプレイガラス: Corning® Gorilla® Glass Victus® 2採用
横幅が広がったことで、動画コンテンツなどはより大きく表示されるメリットがあります。
重量はわずか4gの増加に抑えられており、引き続き軽量ボディを維持しています。
また、ディスプレイには耐衝撃性に優れたCorning社の最新強化ガラスが採用され、コンクリートのような硬い表面への落下耐性も向上しており、日常使いでの安心感が高まっています。
向上した基本スペックをチェック

Xperia 10 VIIは、ミドルレンジモデルながら基本スペックが大幅に向上しており、日常使いでの快適性が大きく期待できます。
単なるマイナーチェンジではなく、ユーザーの体験を大きく変える可能性を秘めた進化を遂げています。
パフォーマンスの進化
心臓部であるSoC(チップセット)には、「Snapdragon® 6 Gen 3 Mobile Platform」を新たに搭載。
4nmプロセスで製造されたこのチップは、前モデルのSnapdragon 6 Gen 1から処理性能が着実に進化し、よりサクサクとした動作を体感できるでしょう。
AnTuTuベンチマークスコアは約60万点前後と予測され、日常的なアプリの使用はもちろん、多くの3Dゲームも設定次第で快適に楽しめる性能を持っています。
メモリ(RAM)も6GBから8GBに増量され、複数のアプリを同時に使用する際の安定性が高まっています。
ディスプレイとオーディオの進化
特に大きな進化点として、ディスプレイが120Hzの高リフレッシュレートに対応したことが挙げられます。
これにより、SNSのタイムラインやウェブサイトをスクロールする際の残像感が大幅に低減され、非常に滑らかな表示を実現します。
また、新構造のフロントステレオスピーカーは、筐体の不要な振動を抑え、よりクリアで臨場感のあるサウンドを提供します。
さらに、音質重視で再設計された3.5mmオーディオジャックも搭載しており、有線イヤホン派のユーザーにも嬉しい仕様です。
主要スペック一覧
- SoC: Snapdragon® 6 Gen 3
- メモリ(RAM): 8GB
- ストレージ(ROM): 128GB (microSDで最大2TBまで拡張可能)
- ディスプレイ: 6.1インチ有機EL / 120Hzリフレッシュレート対応
- バッテリー: 5000mAh (4年使っても劣化しにくい長寿命設計)
- オーディオ: フロントステレオスピーカー、3.5mmオーディオジャック搭載
これら基本性能の底上げにより、Xperia 10 VIIは単なるミドルレンジに留まらない、非常にバランスの取れた一台に仕上がっています。
Xperia 10 VIとの性能比較

Xperia 10 VIIが前モデルのXperia 10 VIからどれだけ進化したのか、より詳細なスペックを比較表にまとめました。
乗り換えや新規購入を検討する際の参考にしてください。
項目 | Xperia 10 VII (新モデル) | Xperia 10 VI (前モデル) |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 6 Gen 3 | Snapdragon 6 Gen 1 |
メモリ(RAM) | 8GB | 6GB |
ディスプレイ | 6.1インチ / 120Hz対応 | 6.1インチ / 60Hz対応 |
アスペクト比 | 19.5:9 | 21:9 |
広角カメラ(メイン) | 50MP (センサーサイズ: 1/1.56インチ) | 48MP (センサーサイズ: 1/2.0インチ) |
超広角カメラ | 13MP (センサーサイズ: 1/3インチ) | 8MP (センサーサイズ: 1/4インチ) |
シャッターボタン | あり (即撮りボタン) | なし |
OSアップデート保証 | 最大4回 | 最大3回 |
セキュリティアップデート保証 | 最長6年間 | 最長5年間 |
本体サイズ (縦×横×厚さ) | 約153 × 72 × 8.3 mm | 約155 × 68 × 8.3 mm |
重量 | 約168g | 約164g |
こうして詳細に比較すると、パフォーマンスやディスプレイだけでなく、カメラのセンサーサイズや長期的なソフトウェアサポートの面でも着実に進化しているのが明確にわかりますね。
特にリフレッシュレートの120Hz対応とOSアップデート保証の延長は、一台のスマートフォンを長く快適に使い続けたいユーザーにとって、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
Xperia 10 VIIの注目スペックと購入ガイド
- 新機能「即撮りボタン」が便利
- ワイヤレス充電には非対応
- 各キャリアの取り扱い情報を確認
- SIMフリーモデルの予約方法
- 純正クリアケースで自分好みに
- まとめ:Xperia 10 VIIの値段とスペック
新機能「即撮りボタン」が便利

Xperia 10 VIIで新たに追加された最も象徴的な機能が、本体側面に搭載された「即撮りボタン」です。
これは、これまで上位モデルであるXperia 1シリーズの特権だった物理シャッターボタンを、10シリーズで初めて採用したもので、カメラ体験を大きく向上させます。
このボタンにより、撮りたいと思った瞬間を逃さない、スピーディーで直感的な撮影が可能になります。
「即撮りボタン」の便利な機能
- 長押しでカメラアプリを起動: スマホがロック状態でも、ボタンを長押しするだけで瞬時にカメラを起動できます。わざわざ画面を操作する必要がありません。
- 一度押しで撮影: カメラ起動後、ボタンを一度押すだけでシャッターが切れます。画面のシャッターボタンをタップするよりも手ブレを抑えやすくなります。
- スクリーンショット撮影: カメラアプリ以外の画面では、このボタンがスクリーンショット撮影のショートカットとして機能します。ゲーム中の決定的な瞬間なども逃しません。
ポケットから取り出しながらカメラを起動し、構えたらすぐに撮影、といった一連の流れがスムーズに行えます。
特に縦持ちでの撮影がしやすいように、ボタンの位置が絶妙に調整されている点もソニーのこだわりです。
注意点:半押しAFには非対応
非常に便利な「即撮りボタン」ですが、Xperia 1シリーズのシャッターボタンとは異なり、ピントを合わせるための「半押しオートフォーカス(AF)」機能には対応していません。
あくまでカメラの起動とシャッターを切るためのシンプルなボタンという位置づけです。
この点は、ハイエンドモデルとの明確な差別化点と言えるでしょう。
ワイヤレス充電には非対応

近年、多くのスマートフォンで標準機能となりつつあるワイヤレス充電(Qi規格など)ですが、残念ながらXperia 10 VIIはワイヤレス充電に対応していません。
ソニーの公式サイトのスペック表にもワイヤレス充電に関する記載はなく、ミドルレンジモデルとしてのコストや設計上の制約から、この機能は見送られたものと考えられます。
充電は、本体下部にあるUSB Type-Cポートを使用した有線接続で行う必要があります。
普段からデスクや寝室でワイヤレス充電器を利用している方は、この点を事前に把握しておく必要がありますね。
ただ、Xperia 10 VIIは「2日間持続する」と謳われるスタミナバッテリーを搭載しているので、充電の頻度自体は少なくて済むかもしれません。
充電機能においては、ワイヤレス非対応というデメリットがある一方で、ソニー独自のバッテリーケア技術が充実しています。
4年間使っても劣化しにくい長寿命設計や、バッテリーへの負荷を軽減する「いたわり充電」機能など、バッテリーを長持ちさせるための工夫が凝らされており、これは有線充電ならではの大きなメリットと言えます。
各キャリアの取り扱い情報を確認

Xperia 10 VIIは、これまでと同様に国内の主要キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンクなど)から発売される可能性が非常に高いです。
ただし、2025年9月12日のグローバル発表時点では、各キャリアからの正式な発表は行われていません。
今後、各キャリアから順次、取り扱いの有無、発売日、本体価格、割引キャンペーン情報などが発表される見込みです。
キャリアモデルの購入を検討している方は、各社の公式サイトや店舗からの続報を待ちましょう。
一方で、SIMフリーモデルの対応バンド(周波数帯)はすでに一部判明しており、幅広い周波数に対応していることがわかっています。
特にNTTドコモ回線で重要な5Gの「n79」にもしっかり対応している点が大きなポイントです。
これにより、SIMフリーモデルを購入して各社のSIMカードを利用する場合でも、エリアを問わず安心して高速通信ができることが期待されます。
SIMフリーモデルの主な対応5Gバンド
5G:n1, n3, n28 , n77, n78, n79
※上記は判明している情報の一部です。詳細は公式発表をご確認ください。
この幅広い対応バンドは、格安SIMなどを含め、将来的に通信キャリアを乗り換える際にも柔軟に対応できるため、SIMフリーモデルを選択する際の大きなメリットの一つとなります。
SIMフリーモデルの予約方法

キャリアに縛られず、自由な通信プランを選びたい方や、不要なキャリアアプリが入っていないクリーンな状態で使いたい方にはSIMフリーモデルがおすすめです。
Xperia 10 VIIのSIMフリーモデルは、主に以下の場所で予約・購入が可能になると予想されます。
- ソニーストア(オンライン・直営店)
- 大手家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラなど)
- 主要ECサイト(Amazonなど)
特にソニーストアでは、メーカー公式の販売チャネルとして、発売日にいち早く製品を手に入れられる可能性が高いです。
また、長期保証サービスやアクセサリーとのセット割引、分割払いのオプションが用意されることもあり、安心して購入できるのが魅力です。
一方、家電量販店やECサイトでは、独自のポイント還元キャンペーンなどが期待できます。
予約開始のアナウンスがあり次第、これらの販売店のウェブサイトをチェックし、ご自身にとって最もメリットの大きい購入方法を選択することをおすすめします。
人気のカラーは初期在庫が少なくなる可能性もあるため、購入を決めている方は早めに予約手続きを済ませると安心です。
キャリア版とSIMフリー版では、プリインストールアプリの有無や本体価格、サポート体制が異なる場合があるため、ご自身の使い方に合ったモデルを慎重に選びましょう。
純正クリアケースで自分好みに

Xperia 10 VIIの本体デザイン刷新に合わせて、純正の「Style Cover for Xperia 10 VII(XQZ-CBFE)」もデザインが一新されました。
このケースは、本体を衝撃や傷から保護するだけでなく、自分らしいスタイルにアレンジできるのが大きな特徴です。
ケースの背面は、本体カラーに調和する美しいグラデーションデザインになっており、下部が透明なクリア素材になっています。
このクリア部分に、お気に入りの写真やステッカー、推しのトレーディングカードなどを挟むことで、世界に一つだけのオリジナルケースを作成できます。
いわゆる「推し活」にもぴったりの仕様ですね!本体とケースの間に物を挟めるデザインは、最近のスマートフォンのトレンドをしっかり押さえています。
また、デザイン性だけでなく、純正ならではの機能性も考慮されています。
- 黄変しにくい素材: 背面には時間が経っても黄色く変色しにくい高品質な素材を採用し、長く綺麗な状態を保ちます。
- 優れた操作性: 側面のボタンが押しやすいように精密に設計されており、ケースを装着しても快適な操作感を損ないません。
挟むものについての注意点
メーカーによると、挟む素材の厚みや材質によっては、NFC(おサイフケータイなど)の機能やワイヤレス性能に影響を与えたり、うまく固定できなかったりする可能性があるとのことです。
厚みのあるものを挟むとボタンが押しにくくなることもあるため、注意が必要です。
本体の洗練されたデザインを活かしつつ、自分らしさを表現したい方に最適なアクセサリーと言えるでしょう。
このケースは本体と同時に、またはアクセサリーとして別途購入可能になる見込みです。