AQUOS sense10とsense9比較、結局どっちがあなたに合うの?
ここ、気になりますよね。
検索している時点で、違いはもちろん、スペックやベンチマーク、カメラ、バッテリー、サイズや重さ、SIMフリーやeSIM、価格やキャンペーン、発売日や在庫状況まで、一気に整理したいはずです。
この記事では、パソマス Lab運営の私が、日常の使い勝手を軸に「買ってから後悔しない」判断材料をまとめます。
最後まで読めば、sense10にするか、値下がりしやすいsense9で十分か、迷いがかなり減ると思いますよ。

AQUOSのsense10とsense9比較の全体像
まずは、AQUOS sense10とsense9比較で「何が変わったのか」を最短で掴みましょう。
スペックの差だけでなく、使いどころ(通勤・SNS・写真・動画・通話)で効いてくるポイントを中心にまとめます。
- 違い早見表
- スペック比較CPUとメモリ
- ベンチマークで性能差
- カメラAI補正とフィルター
- バッテリー持ちと充電
違い早見表

結論からいくと、sense10は「処理性能・通信まわり・音とAI系の便利機能」が着実に底上げされたモデルです。
逆にsense9は、基本の使い勝手が良いまま価格が落ちやすいので、コスパで光ります。
ただ、比較記事って情報が多すぎて迷いが増えることもあるんですよね。
なので私は、まず「あなたが何に困ってるか」を起点に考えるのがいちばんラクだと思っています。
たとえば、スマホがモッサリしてきたのが嫌で買い替えたいのか、写真をもっとキレイに撮りたいのか、単純に安く買いたいのか。
この優先順位がハッキリすると、スペック表がちゃんと意味を持ちます。
ここだけ押さえるとラク:あなたが迷いやすいのは「体感できる差があるか」と「いくらで買えるか」なので、まずは要点を表で整理します。
| 項目 | sense10 | sense9 | 選び方の目安 |
|---|---|---|---|
| CPU/処理性能 | Snapdragon 7s Gen3 | Snapdragon 7s Gen2 | 重めアプリ・長期使用はsense10が安心 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 5 | 自宅回線が速い人ほど差が出やすい |
| microSD上限 | 最大2TB | 最大1TB | 写真・動画を貯める人はsense10が有利 |
| 充電時間 | 約90分目安 | 約100分目安 | 忙しい人は地味にうれしい差 |
| カメラの方向性 | AI補正・新フィルター追加 | シンプルで高画質寄り | 撮って出しの工夫はsense10 |
| 音・通話 | スピーカー強化/AI通話 | 標準的 | 動画視聴や通話が多いならsense10 |
「じゃあ私はどっち?」ってなると思うので、用途別のイメージも置いておきます。
性能の差って、毎日の生活で出るかどうかが大事なので、あなたの使い方に寄せて判断しやすくしてます。
用途別ざっくり判断:あなたの生活パターンに近いところを見てみてください。
| あなたの使い方 | 合いやすいのは | 理由のイメージ |
|---|---|---|
| SNS・動画・通話がメイン | sense9でも満足しやすい | 基本性能が高く、体感差が出にくい |
| 写真をよく撮ってすぐ共有 | sense10寄り | 撮影時の補正やフィルターで時短しやすい |
| 地図・決済・仕事ツールを多用 | sense10寄り | 処理の余裕と通信面の強化が効きやすい |
| とにかく安く買いたい | sense9寄り | 時間経過で値下がり・施策が増えやすい |
表の数値や体感は、使い方(明るさ設定、通信環境、アプリの重さ)で変わります。
あくまで一般的な目安として見てくださいね。(出典:シャープ公式『AQUOS sense10 スペック』)
スペック比較CPUとメモリ
senseシリーズは「普段使いが快適で、余計なストレスが少ない」のが魅力です。
その中でsense10は、SoCがSnapdragon 7s Gen3になったことで、アプリ切り替えや画像処理、バックグラウンド処理の余裕が出やすいのがポイントです。
CPUの世代差は“余裕”として効く
CPUの世代差って、数字の上では分かっても「実際の体感は?」ってなりますよね。
私の考え方としては、重い作業をやる人ほど差が見えやすいのは当然として、それ以上に「2年後・3年後に気持ちよく使えるか」に効くのが大きいです。
アプリって年々重くなるので、購入時点で余裕があるほど、将来的な“引っかかり”が出にくいんですよ。
メモリとストレージは、あなたの使い方で選ぶ
メモリとストレージは、どちらも6GB/128GBが基本で、用途に合わせて8GB/256GBを選べる構成。
SNS中心なら6GBでも困りにくいですが、写真・動画を多めに撮る人や、アプリをたくさん入れたい人は256GBを選ぶと後悔しにくいです。
とくに最近は、写真や動画のサイズが大きくなりがちです。
さらに、メッセージアプリのデータ(画像・動画・音声メモ)も積み上がるので、気付くと容量が圧迫されます。
128GBでも運用はできますが、「空き容量が少ない状態」が続くと、更新やキャッシュで不具合っぽい挙動が出やすくなることもあるので、余裕は正義かなと思います。
microSDの考え方:便利だけど万能じゃない
さらに、外部ストレージ(microSD)の上限がsense10は最大2TBまで広がっています。
将来的に4K動画を貯める、旅行写真をまとめて残す、みたいな使い方をするなら安心感がありますね。
ただし、microSDはあくまで「写真・動画・音楽・書類」みたいなデータ保管に向く存在で、アプリの全部を快適に置けるとは限りません。
スマホ側の仕様やアプリ側の制限で、移動できないデータもあります。
だから私は、容量に不安があるなら「まず本体ストレージを上げる」→「足りなければmicroSDで保管」って順番をおすすめしがちです。
注意:microSDは規格や速度で体感が変わります。
安いカードを選ぶと読み書きが遅く感じる場合もあるので、購入時は用途に合うものを選んでください。
最終的な判断は、公式の動作保証や販売店の案内も踏まえて決めると安心です。
ストレージの選び方は迷いやすいので、sense9の容量違いに絞って整理した記事も用意しています。
迷っているなら先に読むと判断が早いです。
AQUOS sense9の128GBと256GBの違いと選び方
ベンチマークで性能差

ベンチマークは「数字で差が見える」ので便利ですが、私は数字=あなたの体感の全てとは思っていません。
とはいえ、sense10のようにSoCが世代更新されると、体感に効く場面は確実に増えます。
ベンチマークは“目安の定規”として使う
ベンチマークって、CPUやGPUに負荷をかけて点数化するので、比較がしやすいのが魅力です。
ただ、測り方(テストの種類、端末の温度、バックグラウンド、OSの状態)で結果はわりと動きます。
なので私は、ベンチマークを「絶対の答え」として見るんじゃなくて、傾向を掴む定規として使うのがいいと思っています。
今回のsense10とsense9の差で言うと、処理性能が上がることで、アプリの起動や切り替え、カメラの処理、地図のレンダリングみたいな“細かいストレス”が減りやすい方向です。
こういうのって、一回の差は小さくても、毎日積み上がると結構効きます。
体感差が出やすいシーン
例えば、写真を連続で撮って加工が走るとき、地図アプリでルートを頻繁に切り替えるとき、動画編集や高画質ストリーミングをしながら別アプリを開くとき。
こういう「ちょい重い使い方」で、sense10の余裕が出やすいです。
- カメラで連写→すぐSNS投稿までやる
- ナビを出しながら音楽や通話も使う
- QR決済や認証アプリを何度も切り替える
- 仕事用ツール+チャット+ブラウザを同時に使う

体感差が出にくいシーン
一方で、電話・LINE・ネット閲覧が中心なら、sense9でもスムーズに感じる人は多いはずです。
画面のスクロールやテキスト中心の操作は、元々ミドルレンジでも快適にできる領域なので、「新しいから絶対に速い!」みたいな期待はちょっと置いておくと気持ちがラクです。
ゲームに関しては、タイトルや設定次第で快適さが変わるので、高負荷ゲームを長時間やるなら、発熱やバッテリー消費も含めて「余裕がある方」を選ぶのが無難かなと思います。
逆に軽いゲームやパズル系なら、sense9でも十分楽しめるケースが多いです。
注意:ベンチマークスコアや「◯%速い」といった数値は、計測条件で上下します。
購入判断は、用途(あなたの使い方)と価格差のバランスで考えるのが安全です。
私のコツ:迷ったら「今のスマホで不満な場面」を3つ書き出して、その不満が“性能不足”由来か、“設定や運用”由来かを分けると判断が早いです。
性能不足っぽいならsense10寄り、運用で解決できそうならsense9で節約、って考え方ができますよ。
カメラAI補正とフィルター

カメラはどちらもデュアル(標準+超広角)で、高画素センサー構成が魅力。
日中の撮影はもちろん、暗所でも手ブレを抑えた撮影がしやすいのがsenseシリーズの強いところです。
ハードの強み:標準+超広角で“困りにくい”
まず前提として、sense9の時点でカメラはかなり戦えます。
標準でしっかり撮れて、超広角も画質が良い。
これって日常ではめちゃくちゃ重要で、旅行先の景色、家族や友人との集合、料理、買い物メモ、書類の撮影まで、とにかく守備範囲が広いんです。
さらに、超広角がマクロ寄りの撮影にも対応しているのは地味に便利。
料理の質感、花の接写、小物のディテール、フリマ出品用の写真とか、スマホ一台で済む場面が増えます。
sense10の違い:撮影時の“困りごと”を減らす方向
ここでsense10の「違い」として効いてくるのが、AI系の補正や撮影体験の拡張です。
料理写真で手元の影が入りやすい、ガラス越しで反射が気になる、こういうシーンってありますよね。
sense10は、そういった撮影時の“困りごと”を減らす方向で強化されています。
私がいいなと思うのは、撮影後の編集って「やる気がある時しかやらない」ことが多い点です。
撮ってすぐ共有する人ほど、撮影時に整ってくれるメリットが大きい。
たとえば、子どもやペットの一瞬って、あとで編集する暇がないじゃないですか。
そういう時に、撮った時点で見栄えが整うのは強いです。
フィルターは“盛る”より“統一感”に使う
さらに、フィルター機能も追加されていて、撮ってすぐSNSに出す人には便利。
逆にsense9は、シンプルに撮って必要なら編集アプリで整える、というスタイルに向いています。
フィルターって派手に盛る用途と思われがちですが、私は「写真のテイストを揃える」ために使うのが一番実用的だと思います。
旅行の写真を同じ雰囲気にする、料理写真だけは少し彩度を上げる、みたいにルールを決めると、アルバム全体が見やすくなるんですよね。
私のおすすめ基準:撮って出しの手軽さを重視するならsense10、撮影はシンプルでOKならsense9でも満足しやすいです。
写真がブレやすい人へ:暗い場所では、手ブレ補正があっても「シャッターが遅くなる」ことがあります。できるだけ両手持ち+体を固定して撮るだけで失敗が減りますよ。
注意:カメラ機能や処理は、アップデートで挙動が変わることがあります。正確な仕様や最新の対応状況は、購入前に公式情報を確認してくださいね。
バッテリー持ちと充電
バッテリーは両方とも5000mAhクラスで、senseシリーズらしくスタミナ寄り。
使い方にもよりますが、ライト~ミドルユーザーなら「2日近くいける」感覚になる人も多いと思います。
電池持ちは“スペック”より“使い方”で差が出る
バッテリーって、容量が同じでも体感が変わります。
画面の明るさ、屋外での利用時間、動画視聴の比率、5G/4Gの電波状況、アプリの通知の多さ。
ここらへんが「地味に効く」要素です。
だから私は、購入前に「自分が何で電池を使ってるか」をざっくり把握しておくと、買ってからの満足度が上がると思ってます。
たとえば、通勤で動画を見続ける人はバッテリーの減りが早いし、屋外で地図を使う人はGPSと画面点灯で減ります。
一方で、Wi-Fi中心でSNSと音楽くらいなら、驚くほど減らないこともあります。
なので、ここで出てくる「2日」という話も、あくまで一般的な目安として受け取ってくださいね。
充電時間の差は“積み重ね”で効く
充電はUSB PD対応で、sense10はフル充電までの時間が少し短くなっています。
とはいえ、これは環境(充電器・ケーブル・端末温度)で結構変わるので、約90分/約100分みたいな数字はあくまで目安として見てください。
でもね、10分の差って「たった10分」なんだけど、朝の支度中や出発前には意外と大きいです。
充電は毎日のことなので、じわじわ効いてきます。
忙しい人ほど、こういう差はありがたいと思いますよ。
“充電が遅い気がする”を減らすチェックリスト
あと、地味に大事なのが「充電が遅い気がする」と感じるケース。
急速充電対応の充電器でも、ケーブルがボトルネックだったり、バッテリー保護制御で速度が抑えられたりします。
ここを押さえるだけで満足度が変わるので、心当たりがあるならチェックしてみてください。
- ケーブルが急速充電対応か(古いケーブルだと速度が出にくい)
- 充電中に動画やゲームをしない(発熱で速度が落ちやすい)
- 端末が熱い時は少し冷ましてから充電する
- 寝る前の充電は“満充電にこだわりすぎない”
バッテリー寿命の考え方:長く使うなら、毎日ギリギリまで使い切るより、無理のない充電サイクルの方が安心です。とはいえ、実際は生活優先でOK。完璧を目指すと疲れますからね。
注意:非純正の充電器・ケーブルは品質がピンキリです。安全のためにも、信頼できる製品を使ってください。最終的な判断は、メーカーや販売店の案内など専門家の情報も踏まえて決めるのがおすすめです。
充電が遅いと感じたときの原因と対策は、sense9向けに詳しくまとめています(考え方は他モデルでも参考になります)。
AQUOS sense9の充電速度|遅い原因と急速充電のコツ
AQUOS sense10とsense9比較で選ぶ
ここからは、AQUOS sense10とsense9比較を「買い方」に落とし込みます。
価格差、在庫、サイズ感、SIMの運用、通信環境まで、あなたが後悔しにくい判断の順番で見ていきましょう。
- 価格比較とキャンペーン
- 発売日と在庫状況
- サイズ重さの違い
- SIMフリーとeSIM
- Wi-Fi6Eと通信性能
- AQUOS sense10とsense9の比較まとめ
価格比較とキャンペーン

価格は、結局いちばん悩みますよね。
sense10は新モデルなので定価ベースで動きやすく、sense9は型落ち側に寄るぶん、セールや在庫処分で下がりやすい傾向です。
見るべきは“本体価格”より“あなたの支払い総額”

SIMフリーの直販価格帯で見ると、sense10はおおむね6〜7万円台、sense9は発売時点では近いレンジでも、時間が経つと実売で差がつきやすいです。
キャリア版は、返却型のプログラムや乗り換え割、ポイント還元で「実質」が大きく変わるので、あなたの買い方(新規/機種変/乗り換え)で最適解が変わります。
ここで私が強く言いたいのは、「月々◯円」だけで判断しない方がいいってことです。
返却プログラムは、条件を満たせば負担が軽くなる一方で、途中解約や破損、返却期限などでコストが増える可能性もあります。
あなたが2年で必ず買い替えるタイプなら相性が良いし、長く大事に使うタイプなら、買い切りの方が結果的にラクな場合もあります。
買い方別の考え方(ざっくり):あなたのスタイルに合わせると後悔が減ります。
| 買い方 | 向く人 | 見落としがちな点 |
|---|---|---|
| SIMフリー一括 | 回線を自由に選びたい | セール時期で差が大きい |
| キャリア機種変 | 手続きが楽がいい | 割引条件が複雑になりがち |
| 乗り換え(MNP) | 端末を安く買いたい | 月額・解約費用まで要確認 |
| 返却プログラム | 2年で買い替えが多い | 返却条件・破損時負担に注意 |
あと、キャンペーンは本当に変わります。
今日お得でも、来週は内容が違う、なんて普通にあります。
だから最終的には、あなたの希望(色・容量・支払い方法)が揃うタイミングで、条件を読み切って決めるのが一番安全です。
注意:キャンペーンや実質価格は頻繁に変わります。購入前は、必ず各キャリア・販売店・公式の最新表示を確認してください。費用に関わる最終判断は、条件を見比べたうえで、必要なら店舗スタッフなど専門家に相談するのもおすすめです。
発売日と在庫状況
sense9は2024年11月発売、sense10はその後継として2025年11月13日発売の流れ。
毎年秋冬に更新されやすいシリーズなので、「待てば次が出る」ループに入りがちですが、必要なときが買いどきだったりもします。
“最新を待つ”より“必要な時に買う”が正解なこともある
スマホって、待てば待つほど新しいのが出ます。
でも、あなたが今困っているなら、待つ時間もコストなんですよね。
バッテリーが持たない、動作が遅い、ストレージが足りない。
これが原因で日々イライラするなら、早めに解決した方が生活は確実にラクになります。
一方で、発売直後は値引きが渋いことも多いので、価格重視なら「発売から少し時間が経つ」タイミングも狙い目です。
ここはあなたが何を優先するかで選び方が変わります。
在庫は“欲しい条件”から崩れる
在庫は、カラーや容量、キャリア/ショップで偏ります。
特に型落ち側は、人気色やSIMフリーの一部構成が薄くなりやすいです。
欲しい色・容量が決まっているなら、価格だけ追いすぎず「在庫があるうちに決める」方がストレスが少ないですよ。
- 欲しい色があるなら、在庫チェックを優先
- 容量はあとから増やしにくいので、先に決める
- ケースやフィルムも「買えるうちに」確保
OSアップデートの考え方
長く使いたいなら、OSアップデートとセキュリティサポートも見ておきたいところ。
sense10は新しいぶん、サポート期間の面で有利になりやすいです。
sense9もアップデートが続く見込みなので、現時点で大きく不安になるケースは少ないと思いますが、導入タイミングで体験が変わるので、気になる人は事前に流れを理解しておくと安心です。
sense9のOSアップデートの進め方や注意点は、別記事で詳しくまとめています。
AQUOS sense9にAndroid15をアップデートする完全ガイド
注意:OSアップデートの提供時期や回数、対象範囲は変更される可能性があります。最終的には公式の案内を確認してくださいね。
サイズ重さの違い

持ちやすさは、スペック以上に満足度に直結します。
sense9は薄めで軽量寄り、sense10は高さが少し短くなる一方で、横幅と厚みが少し増える設計です。
数字だけだとピンと来ないかもですが、片手操作が多い人はこの差が意外と効きます。
“軽さ”は正義。でも“握りやすさ”も同じくらい大事

sense9は約153×71×8.4mmで約159g、sense10は149×73×8.9mmで約166g、みたいな形で、数字上は「sense9の方が軽くて薄い」というキャラクターになります。
ここって、毎日の片手操作に効くんですよ。
電車で片手でスクロールする、買い物中に片手で決済する、こういう場面では軽い方が疲れにくいです。
ただ、私は同じくらい“握りやすさ”も大事だと思っていて、横幅が少し広くなると、手の大きさによっては安定して持てるケースもあります。
逆に手が小さい人だと、広がった分だけ親指が届きにくく感じる場合もある。
だからここは、可能なら店頭で握ってみるのが一番確実です。
迷ったらここ:片手操作が多い=軽さでsense9寄り、動画視聴や通話が多い=安定感と体験でsense10寄りにしやすいです。
ケース・フィルムの買い直しコストも忘れがち
あと大事なのが、ケースやフィルムの互換性。サイズが微妙に違うと流用できないので、機種変するならアクセサリ代も含めて考えると「思ったより差がない」ってこともあります。
とくにガラスフィルムは、数百円〜数千円まで幅があるので、地味に効きます。
サイズや重量などの公称値は、モデルや販路で表記が異なる場合もあります。
購入前は、販売ページや公式の表記もあわせて確認すると安心です。
SIMフリーとeSIM
最近は、SIMフリーとeSIMの組み合わせで運用する人も増えました。
仕事用とプライベート用を分けたい、旅行や出張で回線を追加したい、みたいな使い方をするなら、デュアルSIM運用の柔軟さはかなり便利です。
デュアルSIMは“便利”だけど、あなたの運用が決め手
デュアルSIMって聞くと難しそうに感じるかもですが、やることはシンプルで「回線を2つ入れて使い分ける」だけです。
たとえば、音声通話はメイン回線、データはサブ回線、みたいな分け方ができます。
仕事の電話番号を分けたい人も、1台で完結できるのがメリットです。
ただし、どの回線をどう使うかで満足度が変わります。
私のおすすめは、まずは「通話はどっち?データはどっち?」を決めること。
ここが曖昧だと、設定が増えて面倒に感じます。
逆にここが決まると、運用が一気に楽になりますよ。
キャリア版とSIMフリー版の違いは“買い方”に出る
キャリア版でもeSIM対応が進んでいるので、以前ほど「SIMフリー一択」ではありません。
ただ、キャリア版は販売条件(分割、返却、回線契約)で最適解が変わるので、あなたの状況に合う買い方ができるかが重要です。
また、初期設定の簡単さやサポートの受けやすさはキャリアの強みです。
一方で、回線を自由に選びたい、運用を自分で管理したい人はSIMフリーが気持ちいい。
ここも、あなたの性格に合わせるのが正解だと思います。
大事な確認:周波数帯(バンド)や利用予定の回線との相性は、地域や事業者で変わります。正確な対応状況は公式サイトや各社の対応表で必ず確認してください。費用や契約条件が絡む場合は、販売店の担当者など専門家に相談するのもおすすめです。
Wi-Fi6Eと通信性能
通信は「地味だけど毎日効く」ポイント。
sense10のWi-Fi 6E対応は、自宅に高速回線があったり、対応ルーターを使っていたりすると恩恵が出やすいです。
混雑に強く、安定しやすいのもメリットですね。
Wi-Fi 6Eは“環境が揃うと気持ちいい”
Wi-Fi 6Eは、対応ルーターと組み合わせることで、混雑回避や安定性の面でメリットが出やすい規格です。
特にマンションなど、周囲のWi-Fiが多い環境では、同じチャンネルに人が集まって速度が落ちることがあります。
そういう場面で、対応環境だと体感が変わることがあります。
ただ、ここで大事なのは「あなたの家や職場のWi-Fiが対応してるか」です。
端末が対応していても、ルーター側が対応してなければ恩恵は限定的です。
なので、今すぐの差というより、今後の環境アップグレードも見越した安心感として考えるのもアリだと思います。
Bluetoothの世代差は“地味に効く”系
Bluetoothも世代が進むことで、省電力性・安定性の改善が期待できます。
ワイヤレスイヤホン派の人は、細かい不安定さが減ると満足度が上がりやすいです。
音切れって一回起きると、その後ずっと気になるので、ここが落ち着くとストレスが減ります。
通話とスピーカーは“生活の質”を上げる
さらにsense10は、通話品質の改善やスピーカーの強化など、「通信体験の周辺」も底上げされています。
電車内や屋外で通話することが多い人、端末スピーカーで動画を見る機会が多い人には、わかりやすく効いてくる部分だと思います。
Wi-Fi 6Eの恩恵は、ルーター側が対応しているかどうかでも変わります。
環境が整っていない場合は「将来の伸びしろ」くらいで捉えると気持ちがラクです。
注意:通信の体感は、エリア・時間帯・建物環境で大きく変わります。
購入前に「あなたの生活圏」でどう使うかを想像して、必要なら店舗で相談してみてください。
AQUOS sense10とsense9の比較まとめ

最後に、AQUOSのsense10とsense9比較の結論を、あなたの目的別に整理します。
私の結論:迷いを減らすのは“優先順位”

正直、どっちを選んでもsenseシリーズらしく「ちょうどいい」になりやすいです。
だからこそ、あなたが何を優先するかで決めるのが一番スッキリします。
性能の安心感を買うのか、コスパを取りに行くのか。ここが決まれば、選択がブレにくくなりますよ。
sense10が向く人
- 重めのアプリやゲームも、できるだけ快適に使いたい
- Wi-Fi 6Eなど通信の安定感も重視したい
- カメラのAI補正やフィルターで撮影をラクにしたい
- 音・通話など体験面も妥協したくない
sense9が向く人
- LINE・電話・ネット中心で、基本性能がしっかりしていればOK
- 価格重視で、型落ちの値下がりを狙いたい
- 少しでも軽い端末がいい
- 撮影はシンプルで、必要なら後から編集する派
最後の一押しチェック:あなたが今いちばん嫌なのはどれ?
- 動作の引っかかりがストレス → sense10寄り
- 通信が不安定でイライラ → sense10寄り(環境次第)
- 出費を抑えたい → sense9寄り
- 軽さと持ちやすさが大事 → sense9寄り
大事な確認:価格、キャンペーン、在庫、対応バンド、アップデート方針は変更されることがあります。購入前は必ず公式サイト・販売ページで最新情報を確認してください。費用や契約条件が不安な場合は、各キャリアや販売店の担当者など専門家に相談した上で、最終判断するのが安心です。
私としては、価格差が小さいならsense10の安心感は大きいと思います。
一方で、あなたの使い方がライト寄りなら、値下がりしたsense9はかなり賢い選択肢です。
どっちでも「ちょうどいい」を狙えるのがAQUOS senseシリーズの良さなので、あなたの優先順位で気持ちよく選んでくださいね。


