iPhoneで60fpsゲームを快適に!設定や対応機種を完全解説

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iPhoneでゲームをプレイする際、「画面がカクつく」「もっと滑らかに動かないか」と感じたことはありませんか。快適なゲーム体験の鍵を握るのがフレームレート(fps)です。

この記事では、iPhoneで60fpsゲームを最高に楽しむため、iPhoneで60fpsにするにはどうすればいいのか、具体的なフレームレートの設定方法や、現在のフレームレートの表示について詳しく解説します。

また、フレームレートがゲームのプレイ感にどう影響し、フレームレートを上げるためのテクニックも紹介します。

さらに、iPhone15におけるfpsゲームのパフォーマンスや、注目が集まるiPhone16は60fpsに対応しているか、そしてiPhone16は120Hzなのかといった最新情報にも触れていきます。

iPhoneで120hzに対応ゲームや、iPhoneで120fpsに対応している機種も網羅し、あなたのゲームライフを一段上のレベルへと引き上げるための情報を提供します。

記事のポイント
  • iPhoneでフレームレートを60fpsに設定する方法
  • 60fpsや120fpsに対応しているゲームとiPhone機種
  • 発熱を抑えてパフォーマンスを維持する具体的なコツ
  • iPhone 15やiPhone 16など最新モデルのゲーム性能

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iPhoneで60fpsのゲームを快適に遊ぶための基本

  • フレームレートがゲームでどれだけ重要か?
  • iPhoneで60fpsにするにはどうすればいい?
  • パフォーマンスを左右するフレームレート設定
  • さらにフレームレートを上げるための工夫
  • フレームレート表示で動作状況を確認する方法

フレームレートがゲームでどれだけ重要か?

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結論から言うと、フレームレート(fps)はゲームの映像の滑らかさを決める非常に重要な指標です。

fpsは「Frames Per Second」の略で、1秒間に何枚の画像(フレーム)を表示しているかを示す数値になります。

例えば、60fpsであれば1秒間に60枚の画像で映像が構成されていることを意味し、30fpsの2倍の情報量を持っていることになります。

この数値が高ければ高いほど、映像はより滑らかで自然に見え、キャラクターの動きや背景の流れがスムーズになります。

特に、動きの速いアクションゲームや、精密な操作が求められるFPS(ファーストパーソン・シューティング)、音楽ゲームなどでは、フレームレートの高さがプレイの快適さや勝敗に直結します。

ジャンル別に見るフレームレートの重要性

アクション・FPS・レースゲーム: これらのジャンルでは、一瞬の判断が生死を分けます。

高フレームレート環境では、敵の動きをより早く正確に認識でき、照準も合わせやすくなります。

また、高速で流れる景色もブレずに見えるため、コース取りや状況判断がしやすくなるのです。

音楽ゲーム: 画面上部から流れてくるノーツ(譜面)の動きが滑らかになることで、タイミングを合わせやすくなります。

特に高難易度の譜面では、ノーツの密度が高くなるため、60fpsと30fpsでは視認性に大きな差が生まれます。

3D RPG: 広大なフィールドを探索する際、滑らかな映像は長時間のプレイでも目の疲れを軽減し、ゲームの世界への没入感を高めてくれます。

高フレームレートの主なメリット

操作性の向上: 画面の動きが滑らかになることで、キャラクターの操作や照準合わせがより直感的かつ正確になります。一瞬の判断が求められる場面で、思い通りの操作がしやすくなるでしょう。

敵やオブジェクトの視認性向上: 映像のコマ数が増えるため、高速で動く敵や物体の軌道がはっきりと見えやすくなります。これにより、相手の動きを予測しやすくなるのです。

没入感の深化: カクつきのないスムーズな映像は、ゲームの世界への没入感を高めてくれます。まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことが可能です。

逆に、フレームレートが低いと、映像がカクカクして見えたり、操作に対して画面の反応が遅れているように感じたりすることがあります。

これは「スタッター」や「入力遅延(インプットラグ)」と呼ばれ、ゲームプレイにおいて大きなストレスとなるだけでなく、パフォーマンスの低下に直結するため、安定したフレームレートを維持することが非常に重要です。

iPhoneで60fpsにするにはどうすればいい?

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iPhoneでゲームを60fpsの滑らかな映像で楽しむための最も基本的な方法は、ゲームアプリ内に用意されている設定項目を変更することです。

近年リリースされている多くの3Dゲームやアクションゲームには、ユーザーの端末性能に合わせてグラフィックやパフォーマンスを調整できる機能が搭載されています。

具体的な手順はゲームによって異なりますが、一般的には以下の流れで設定できます。

  1. ゲームを起動し、トップ画面やメニューから歯車アイコンの「設定(Options, Settings)」画面を開きます。

  2. 設定項目の中から「グラフィック」「映像」「画質」などの項目を探して選択します。

  3. その中に「フレームレート」や「fps」という項目があるので、「60」または「高」「パフォーマンスモード」といった選択肢を選びます。

  4. 「適用」や「保存」をタップして設定を反映させます。

この設定を変更するだけで、ゲームの描画上限が60fpsに切り替わり、より滑らかな映像でプレイできるようになります。

ただし、フレームレートを高く設定すると、それだけiPhoneの頭脳であるSoC(System-on-a-Chip)への負荷が増加します。

結果として、バッテリー消費が激しくなったり、本体が熱を持ちやすくなったりする点には常に注意が必要です。

設定変更時の注意点

設定項目が見つからない場合: 全てのゲームにフレームレート設定があるわけではありません。

特に2Dゲームやシンプルなパズルゲームは、元々60fpsで動作するよう最適化されているか、設定が不要なケースが多いです。

もし設定項目が見当たらない場合は、そのゲームが60fpsに固定されているか、あるいは非対応である可能性が高いです。

設定の反映: 設定を変更した後は、一度ゲームアプリを再起動すると、変更が確実に反映されることがあります。

挙動がおかしいと感じたら試してみてください。

パフォーマンスを左右するフレームレート設定

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ゲーム内で目標フレームレートを「60fps」に設定しても、常にその数値を維持できるとは限りません。

iPhoneの処理能力には限界があり、特に多くのキャラクターや複雑なエフェクトが表示される高負荷なシーンでは、fpsが一時的に低下し、画面がカクつくことがあります。

そこで重要になるのが、フレームレート以外のグラフィック設定の総合的な調整です。

安定した60fpsを維持するためには、他の設定項目を最適化し、GPU(画像処理装置)への負荷を意図的に軽減させる必要があります。

調整すべき主なグラフィック設定

以下に挙げる項目は、フレームレートへの影響が大きい代表的な設定です。快適なプレイ環境を整えるために、自分のiPhoneの性能に合わせてバランスを取りながら調整してみましょう。

  • 画質・レンダリング解像度: 最もパフォーマンスに影響する項目です。画面の精細さを決定しますが、「高」から「中」や「低」に下げることで、GPUの描画負荷が劇的に改善します。

  • 影(シャドウ): キャラクターや物体の影をリアルに描写する処理は、意外と負荷が高いです。オフにするか、設定を一段階下げるだけでも大きな効果が期待できます。

  • アンチエイリアシング: 物体のギザギザした輪郭(ジャギー)を滑らかに見せる技術です。画質は向上しますが、オフにすることで負荷を軽減できます。

  • エフェクト品質: スキル使用時などの派手な視覚効果の品質です。これを下げると、特にプレイヤーが密集する戦闘中のフレームレートが安定しやすくなります。

  • モーションブラー: 画面を素早く動かした際に残像を生み出し、動きを滑らかに見せる効果です。好みが分かれる設定ですが、オフにすると負荷が下がり、画面もクリアに見えることがあります。

ポイント:自分に合った設定の見つけ方
まずフレームレートを「60」に固定し、他のグラフィック設定を一度すべて「低」または「オフ」にしてみましょう。

その状態で快適に動くことを確認してから、画質やエフェクトなど、自分が重視したい項目を一つずつ上げていきます。

こうすることで、快適さを損なわない設定の限界点を見つけやすくなりますよ。

さらにフレームレートを上げるための工夫

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ゲーム内の設定を最適化するだけでなく、iPhone本体の利用環境を整えることでも、フレームレートの安定化や向上を図ることが可能です。

いわば、iPhoneを「ゲームモード」に切り替えるようなものです。

ここでは、ゲーム外でできるパフォーマンスアップの具体的な工夫を紹介します。

メモリとCPUリソースの解放

バックグラウンドアプリの完全終了: ゲームを始める前には、使用していない他のアプリを完全に終了させましょう。

ホーム画面下部から上にスワイプして止めると表示されるマルチタスク画面で、不要なアプ​​リを上にスワイプして消すことで、ゲームが使用できるメモリ(RAM)を最大限に確保できます。

iPhoneの再起動: 長時間使用していると、目に見えないキャッシュやプロセスが溜まり、動作が不安定になることがあります。

プレイ前に一度iPhoneを再起動するだけで、システム全体がリフレッシュされ、パフォーマンスが改善することがあります。

システム設定の最適化

低電力モードをオフにする: バッテリー節約のための「低電力モード」は、CPUのパフォーマンスを意図的に制限します。

快適なゲームプレイのためには、コントロールセンターや「設定」→「バッテリー」から、必ず低電力モードをオフにしておきましょう。

ストレージ容量の確保: iPhoneのストレージ空き容量が少なくなると、システム全体の動作が遅くなる傾向があります。

不要な写真や動画、アプリを削除し、最低でも全体の10%〜15%程度の空き容量を確保しておくのが理想です。

物理的な環境の整備

本体の温度管理を徹底する: iPhoneは、本体が高温になると性能を自動的に低下させる「サーマルスロットリング」という保護機能が働きます。

これを避けるため、ペルチェ素子やファンを利用したスマートフォンクーラーの使用が非常に有効です。

物理的に本体を冷却することで、長時間のプレイでも安定した高パフォーマンスを維持できます。

充電しながらのプレイは避ける: 充電中はバッテリーが発熱しやすいため、ゲームプレイによる負荷と合わさって、本体温度が急激に上昇する原因となります。

パフォーマンスを優先するなら、プレイ中は充電ケーブルを外しておくのが賢明です。

フレームレート表示で動作状況を確認する方法

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「自分のiPhoneで、ゲームが実際に何fpsで動いているか正確に知りたい」と思うかもしれません。

しかし、Androidスマートフォンの開発者向けオプションのように、iPhoneの標準機能だけで画面上にフレームレートを常時表示する簡単な方法はありません。

フレームレートをリアルタイムで確認するには、いくつかの特別な方法を用いる必要がありますが、いずれも一般ユーザーには少しハードルが高いのが現状です。

開発者および専門ツールを使用する方法

XcodeのInstruments: AppleがMac向けに提供する公式開発環境「Xcode」には、「Instruments」というパフォーマンス分析ツールが含まれています。

iPhoneをMacに接続し、このツールを使うことで、フレームレートをはじめCPU使用率やメモリ消費量などを詳細にモニタリングできます。

しかし、これにはMacと専門的な知識が必要です。

サードパーティ製ツール: 「GameBench」のような、PCと連携してモバイルゲームのパフォーマンスを計測する専門的なサービスも存在します。

これらはゲーム開発者やレビュアー向けであり、一般ユーザーが手軽に利用できるものではありません。

ゲーム内の表示機能を利用する

ごく一部のゲームでは、開発者向けオプションやデバッグ機能として、画面上にフレームレートを表示する機能が搭載されている場合があります。

『原神』など、パフォーマンスが重視される一部のタイトルで実装されていますが、これは例外的なケースと考えるべきでしょう。

現実的には「体感」で判断する

このように、iPhoneでフレームレートを正確に測定するのは簡単ではありません。

そのため、多くのユーザーにとっては、「カメラを素早く回した時の背景の流れ方」「キャラクターの細かいアニメーションが滑らかか」「操作に対するレスポンスは良いか」といった自身の体感で判断するのが最も現実的な方法となります。

設定を少しずつ変えながら、最も快適だと感じるポイントを探していくのが良いでしょう。

機種から選ぶiPhoneで60fpsのゲーム最適解

  • iPhone15のゲームのパフォーマンス
  • iPhone16は60fpsに対応しているか?
  • iPhone16は120Hzディスプレイ搭載か
  • iPhoneで120fpsに対応している機種は?
  • iPhoneで120hz対応ゲーム一覧
  • まとめ:iPhoneで60fpsのゲーム最適解

iPhone15のゲームのパフォーマンス

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iPhone 15シリーズは、モデルによって搭載されているチップが異なりますが、いずれのモデルも現行のほぼ全てのゲームを60fpsで快適にプレイできる非常に高い性能を持っています。

iPhone 15 / 15 Plusの性能

標準モデルであるiPhone 15とiPhone 15 Plusには、一世代前のProモデルに搭載されていた高性能チップ「A16 Bionic」が採用されています。

このチップは5コアGPUを備えており、そのパフォーマンスは折り紙付きです。

『原神』や『Call of Duty: Warzone Mobile』といった特に負荷の高いゲームでも、グラフィック設定を適切に調整すれば、安定して60fpsでのプレイが可能です。

多くのゲームでは、高設定のままでも快適に動作するでしょう。

iPhone 15 Pro / 15 Pro Maxの性能

Proモデルには、モバイルチップとしては画期的な「A17 Pro」チップが搭載されています。

このチップは6コアGPUを備え、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングに対応しているのが最大の強みです。

レイトレーシングは、従来は高性能なPCや家庭用ゲーム機でしか実現できなかった、リアルな光の反射や屈折を計算する技術です。

A17 Proで遊べる本格ゲーム

この性能を活かし、『バイオハザード ヴィレッジ』『バイオハザード RE:4』『アサシン クリード ミラージュ』といった家庭用ゲーム機向けの本格タイトルが、iPhone 15 Proシリーズでプレイ可能になっています。

これは、モバイルゲームの歴史における大きな一歩と言えます。

もちろん、基本的なゲーム性能も非常に高く、ほとんどの既存タイトルで最高設定のまま60fps、あるいは120fps(対応機種・ゲームの場合)を維持できる圧倒的なパワーを誇ります。

前述の通り、どれだけ高性能なチップを搭載していても、長時間のプレイによる発熱はパフォーマンス低下の大きな原因となります。

特にiPhone 15 Proシリーズでレイトレーシングを有効にするなど、最高画質を追求する場合は、スマホクーラーといった冷却対策を併用することで、その真価を最大限に引き出すことができます。

iPhone16は60fpsに対応しているか?

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2024年秋の発売が有力視されるiPhone 16シリーズですが、そのパフォーマンスを考えれば、60fpsでのゲームプレイに問題なく対応できることはほぼ確実です。

iPhone 16シリーズには、新開発の「A18」および「A18 Pro」(仮称)チップが搭載されると予想されています。

AppleのAシリーズチップは毎年着実に性能を向上させており、A18世代は現行のA17 Proをさらに上回るCPU・GPU処理能力を持つことになるでしょう。

このため、既存のゲームはもちろん、今後リリースされるであろう、より高いグラフィック性能を要求する次世代ゲームにおいても、標準モデルでさえ余裕をもって60fpsを維持できるパフォーマンスが期待されます。

注目はAI性能の向上

iPhone 16世代では、単純な描画性能だけでなく、AI処理を担うNeural Engineの大幅な強化も噂されています。

これが実現すれば、より賢いNPCの挙動や、AIを活用した超解像技術(低い解像度で描画した映像をAIで高画質化し、フレームレートを向上させる技術)などが、iPhoneゲームにも導入される未来が考えられます。

もはや、iPhone 16で注目すべきは「60fpsが出せるか」ではなく、「60fpsをどれだけ低い消費電力で、安定して維持できるか」、そして「120fpsにどこまで迫れるか」という次元の話になるでしょう。

iPhone16は120Hzディスプレイ搭載か

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iPhone 16シリーズのディスプレイ仕様、特に120Hzのリフレッシュレートに対応する「ProMotionテクノロジー」の搭載モデルについては、多くのユーザーが注目しています。

しかし、これまでのAppleの製品戦略や複数の海外リーク情報を総合すると、2024年のiPhone 16シリーズでも、ディスプレイ仕様はProモデルと標準モデルで明確に差別化される可能性が非常に高いです。

  • iPhone 16 / 16 Plus:リフレッシュレートは従来の60Hzに据え置き。

  • iPhone 16 Pro / 16 Pro Max:引き続き120HzのProMotionディスプレイを搭載。さらにベゼルが細くなり、画面サイズが若干大型化(Proが6.3インチ、Pro Maxが6.9インチ)するとも噂されています。

なぜ標準モデルは60Hzのままなのか?

同価格帯のAndroidスマートフォンでは120Hzディスプレイが標準的になっている中で、Appleがこの戦略を続けるのにはいくつかの理由が考えられます。


1. Proモデルとの明確な差別化:ProMotionは、カメラ性能と並ぶProモデルの大きな付加価値です。


2. コストと利益率の確保:高品質なLTPO(低温多結晶酸化物)パネルは依然として高コストです。


3. バッテリー駆動時間:最適化が進んでいるとはいえ、120Hz駆動は60Hzよりもバッテリーを消費します。

これらの理由から、残念ながら標準モデルのiPhone 16および16 Plusへの120Hzディスプレイ搭載は見送られる可能性が高いです。

もしあなたが120fpsの究極的に滑らかなゲーム体験を求めるのであれば、2024年もProモデルを選択する必要があるでしょう。

iPhoneで120fpsに対応している機種は?

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iPhoneで120fpsという、PCのゲーミングモニターに匹敵する滑らかな映像体験を享受するには、「ProMotionテクノロジー」を搭載したディスプレイが必須です。

この技術は、ただ単に120Hzで常時表示するのではなく、表示するコンテンツの動きに合わせてリフレッシュレートを10Hzから120Hzの間で動的に調整する高度なものです。

例えば、静止画を見ているときはリフレッシュレートを下げてバッテリー消費を抑え、ゲームやスクロール操作の際には瞬時に120Hzに引き上げて最高の滑らかさを提供します。

2024年8月現在、このProMotionテクノロジーを搭載しているiPhoneは以下の通りです。

機種名搭載チップ発売年
iPhone 13 ProA15 Bionic (5コアGPU)2021年
iPhone 13 Pro MaxA15 Bionic (5コアGPU)2021年
iPhone 14 ProA16 Bionic2022年
iPhone 14 Pro MaxA16 Bionic2022年
iPhone 15 ProA17 Pro2023年
iPhone 15 Pro MaxA17 Pro2023年

この表からも分かる通り、「Pro」と名前の付くモデルに限定されています。

標準モデル(無印、Plus、mini、SE)は、最新機種であってもディスプレイのリフレッシュレートが60Hzに物理的に固定されているため、120fps表示には対応していません。

中古での購入を検討する際も、この点をしっかり確認することが最も重要です。

iPhoneで120hz対応ゲーム一覧

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120Hz対応のiPhone Proモデルを持っていても、プレイするゲーム側が120fps描画に対応していなければ、そのディスプレイ性能を最大限に活かすことはできません。

幸いなことに、近年ではiPhoneのProモデルの普及に伴い、多くの人気タイトルがProMotionに最適化され、120fpsでのプレイをサポートしています。

120fps対応の代表的なゲームタイトル

  • 原神 (Genshin Impact): 広大なオープンワールドを、PC版に劣らない滑らかな映像で冒険できます。

  • プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク: 音ゲーにおいて、ノーツの視認性が格段に向上し、高難易度譜面の攻略に有利に働きます。(※時期により仕様変更の可能性あり)

  • Call of Duty: Mobile / Warzone Mobile: 激しい撃ち合いの中で、敵の動きをより精密に捉えやすくなります。

  • PUBG Mobile: 遠くの敵の発見や、素早いエイムの精度向上に貢献します。

  • Brawl Stars: 目まぐるしく動くキャラクターたちの動きがクリアになり、状況判断がしやすくなります。

  • Asphalt 9: Legends: レースゲームの圧倒的なスピード感が、よりダイナミックに感じられます。

  • Dead Cells: 高速な2Dアクションのレスポンスが向上し、シビアな操作がより快適になります。

120fps設定の注意点

120fpsでのプレイは最高の体験を提供してくれますが、いくつかの注意点も存在します。

まず、60fpsでのプレイと比較して、バッテリー消費量と発熱量が明らかに増加します。

長時間のプレイを想定する場合は、モバイルバッテリーや前述の冷却ファンなどの準備が推奨されます。

また、ゲームによっては120fpsモードを有効にすると、安定性を確保するために解像度や一部のグラフィック設定が自動的に少し下げられる場合があります。

最高の滑らかさをとるか、最高の画質をとるか、ゲームや好みに合わせて選択することが大切です。

プレイしたいゲームが120fpsに対応しているか、またその際の推奨設定などは、App Storeの説明や公式サイト、最新のレビューなどで事前に確認しておくのが確実です。

まとめ:iPhoneで60fpsのゲーム最適解

  • フレームレートはゲーム映像の滑らかさを示す指標で数値が高いほど快適
  • アクションやFPS、音ゲーなど動きの速いゲームで特に重要性が増す
  • 60fps設定は主にゲームアプリ内のグラフィック設定から行う
  • 安定しない場合は画質や影、エフェクトの設定を下げると効果的
  • ゲーム前にバックグラウンドアプリを終了しメモリを解放する
  • パフォーマンスを優先するなら低電力モードは必ずオフにする
  • 発熱は性能低下の最大の敵でありスマホクーラーの使用が極めて有効
  • 充電しながらの高負荷なゲームプレイは発熱を助長するため避けるべき
  • iPhoneの標準機能でフレームレートを画面に表示することはできない
  • iPhone 15シリーズは全モデルでほとんどのゲームを60fpsでプレイ可能
  • iPhone 16シリーズもスペック的に60fpsは余裕で対応すると予想される
  • 120fpsの滑らかな映像体験にはProMotion搭載のProモデルが必須
  • iPhone 16の標準モデルも引き続き60Hzディスプレイの可能性が高い
  • iPhone 13 Pro以降のProシリーズが120fps表示に対応している
  • 原神やCoDなど多くの人気ゲームが120fpsプレイをサポートしている
  • 120fpsモードはバッテリー消費と発熱が増加する点に注意が必要