POCOスマートフォンをお使いで、POCOスマホの戻るボタンの操作についてお困りではありませんか。
「戻るボタンを出すにはどうすればいいのだろうか」「ボタンの配置が標準と逆で使いにくい」「ホームボタン設定や位置変更はできるのか」といった疑問や、さらには「ホームボタンを消す方法や、便利な戻るジェスチャーについて知りたい」「ナビゲーションボタンの入れ替え、特に3ボタンナビゲーションの入れ替え方はどうするの？」など、具体的な設定方法に関するお悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、POCO端末の戻るボタンに関する様々な疑問にお答えし、基本的な表示方法からカスタマイズ設定まで、分かりやすく解説していきます。
POCOスマホの戻るボタンの基本と表示設定
- POCOスマホに戻るボタンがない？初期状態
- 戻るボタンを出すにはどうすればいい
- Xiaomiのホームボタン設定の確認
- ホームボタン消す手順について
- ボタンの配置が逆の場合の対処法
POCOスマホに戻るボタンがない？初期状態
POCOスマートフォンを初めて起動した際や、OSのアップデート後に、「あれ？戻るボタンが見当たらない」と戸惑うことがあるかもしれません。
これは、最近のAndroidスマートフォンでは、従来の画面下部に固定表示されていた「戻る」「ホーム」「タスク」の3ボタンナビゲーションではなく、画面の端からのスワイプ操作で同様の機能を実現する「ジェスチャーナビゲーション」が標準設定となっている場合が多いためです。
もし画面下部に操作ボタンが見当たらなければ、ジェスチャーナビゲーションが有効になっている可能性が高いと考えられます。
このジェスチャーナビゲーションは、画面を広く使えるという利点がある一方で、長年3ボタン式に慣れ親しんだ方にとっては、最初は操作に迷うこともあるでしょう。
例えば、戻る操作は画面の左右どちらかの端から内側へスワイプ、ホーム画面へは画面下部から上へスワイプといった具合です。
POCOシリーズを含むXiaomi製のスマートフォンでは、このナビゲーション方式をユーザーの好みに合わせて変更できるようになっています。
そのため、「戻るボタンがない」と感じても、故障や不具合ではなく、単に設定でジェスチャーナビゲーションが選択されているだけというケースがほとんどです。
次の項目では、もし従来のボタン式表示に戻したい場合に、どのように設定すればよいのかを具体的に説明します。
戻るボタンを出すにはどうすればいい
ジェスチャーナビゲーションではなく、以前のような画面下部に表示される「戻るボタン」を使いたいと考える方も少なくないでしょう。
Pocoスマートフォンでは、システムナビゲーションの設定を変更することで、この3ボタンナビゲーションを再び表示させることが可能です。
設定アプリからの変更手順
具体的な手順としては、まずスマートフォンの「設定」アプリを開きます。
設定アプリ内の項目は多岐にわたりますが、多くの場合、「ホーム画面」という項目、あるいは「システム」や「追加設定」といった項目内に「システムナビゲーション」というメニューが存在します。
メーカーやMIUIのバージョンによって若干の名称の違いはありますが、「ナビゲーション」というキーワードで探すと見つけやすいです。
この「システムナビゲーション」の項目をタップすると、「ジェスチャー」と「ボタン」（あるいは「3ボタンナビゲーション」）の選択肢が表示されるはずです。
ここで「ボタン」を選択することで、画面下部に「戻る」「ホーム」「タスク管理」の3つのボタンが表示されるようになります。
検索機能の活用
設定項目が見つけにくい場合は、設定アプリの上部にある検索窓に「システムナビゲーション」や単に「ナビゲーション」と入力して検索する方法も有効です。
これにより、目的の設定項目へ素早くアクセスできます。
この設定変更は非常に簡単で、数ステップで完了します。
一度設定してしまえば、その後は使い慣れたボタン操作でスマートフォンを利用できるようになります。
もしジェスチャー操作に馴染めない場合は、この方法でボタン表示に戻すことをお勧めします。
Xiaomiのホームボタン設定の確認
Pocoスマートフォンを含むXiaomi製端末では、ホームボタン自体の設定や、ナビゲーションバー全体の設定をある程度カスタマイズできます。
前述の通り、「システムナビゲーション」の設定で3ボタンナビゲーションを選択すると、中央にホームボタンが表示されます。
このホームボタンの基本的な役割は、タップすることでいつでもホーム画面に戻ることです。
ホームボタンの標準的な機能
ホームボタンをタップすると、現在開いているアプリから一瞬でホーム画面へ移動します。
また、多くのAndroid端末と同様に、ホームボタンを長押しすることでGoogleアシスタントを起動する機能が割り当てられていることが一般的です。
MIUIにおけるカスタマイズの可能性
Xiaomi独自のUIであるMIUIでは、これらのボタンの動作に対して、さらに細かいカスタマイズが提供されている場合があります。
「システムナビゲーション」の設定画面内や、関連する「ボタンショートカット」といったメニューから、各ボタンの長押し時や特定の組み合わせでの動作に、別の機能を割り当てることも可能です。
例えば、「ホームボタンを長押しして画面をオフにする」や「メニューボタンを長押ししてスクリーンショットを撮影する」といった設定ができる機種もあります。
ただし、ホームボタン自体の「表示/非表示」を個別に切り替える設定は、通常、ナビゲーションシステム全体の選択（ジェスチャーか3ボタンか）に依存します。
ジェスチャーナビゲーションを選択すればホームボタンを含めたナビゲーションバーが非表示になり、3ボタンナビゲーションを選択すれば表示される、という形が基本です。
個別のホームボタン「だけ」を消すといった設定は、標準機能としては用意されていないことが多い点を理解しておきましょう。
ホームボタン消す手順について
「ホームボタンを消したい」という要望は、主に画面をより広く使いたい、あるいはジェスチャー操作に完全に移行したいというニーズから来ると考えられます。
Pocoスマートフォンでホームボタンを含むナビゲーションバー全体を非表示にする最も一般的な方法は、システムナビゲーションを「ジェスチャーナビゲーション」に変更することです。
ジェスチャーナビゲーションへの切り替え
前述の通り、「設定」アプリから「システムナビゲーション」（あるいは類似の名称の項目）へ進み、「ジェスチャー」を選択します。
これにより、画面下部の「戻る」「ホーム」「タスク」のボタンは表示されなくなり、スワイプ操作でこれらの機能を利用する形に切り替わります。
これが実質的にホームボタンを消す最も直接的な手順となります。
3ボタンナビゲーション時のナビゲーションバーの非表示設定（機種による）
一部の機種や特定のMIUIバージョンでは、3ボタンナビゲーションを選択している状態でも、ナビゲーションバーを一時的に隠す機能が提供されていることがあります。
これは通常、「設定」アプリの「ディスプレイ」関連の項目や、「システムナビゲーション」の設定内に「ナビゲーションバーを隠す」といったオプションとして存在します。
この設定をオンにすると、画面下部からスワイプアップすることでナビゲーションバーを表示・非表示に切り替えられるようになります。
しかし、この機能は全てのPoco端末やMIUIバージョンで利用できるわけではありません。
もし、この機能が見当たらない場合は、ジェスチャーナビゲーションへの移行が、ホームボタンを消して画面を広く使うための主要な方法となります。
完全にボタンを消去し、スワイプ操作に慣れることで、より没入感のあるディスプレイ体験を得られるでしょう。
ボタンの配置が逆の場合の対処法
Androidスマートフォンを長く利用している方の中には、ナビゲーションボタンの並び順に特定の慣れがあるかもしれません。
例えば、多くの国内メーカー製スマートフォンでは、左から「戻る」「ホーム」「タスク（履歴）」という並びが一般的です。
しかし、Xiaomi（Pocoを含む）や一部の海外メーカーのスマートフォンでは、初期設定でこの並びが逆、つまり左から「タスク（履歴）」「ホーム」「戻る」となっていることがあります。
「ミラーボタン」設定による入れ替え
このボタン配置の違いに戸惑う場合でも、心配は無用です。
Pocoスマートフォンでは、多くの場合「ミラーボタン」という設定項目を通じて、この左右のボタン配置を簡単に入れ替えることができます。
設定手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「システムナビゲーション」（あるいは「追加設定」内の「全画面表示」など）の項目に進みます。
- 3ボタンナビゲーションが選択されている状態で、「ミラーボタン」というスイッチ（トグル）を探します。
この「ミラーボタン」のスイッチをオンまたはオフに切り替えることで、「戻る」ボタンと「タスク」ボタンの位置が入れ替わります。
初期設定で「逆だ」と感じる配置（例：戻るが右側）になっている場合、ミラーボタンの設定を切り替えることで、慣れ親しんだ配置（例：戻るが左側）に変更できるはずです。
どちらの配置が使いやすいかは個人の好みによりますので、ご自身が最も操作しやすいと感じる配置に設定して利用するのが良いでしょう。
この簡単な設定変更で、より快適なスマートフォン操作が可能になります。
POCOスマホの戻るボタンのカスタマイズと応用
- ナビゲーションボタンの入れ替え方法
- 戻るボタンの位置変更は可能か
- 3ボタンナビゲーションの入れ替え方は
- 快適な戻るジェスチャーの活用
- ジェスチャー操作の利点と注意点
- 最適なPOCOスマホの戻るボタン設定を見つける
ナビゲーションボタンの入れ替え方法
Pocoスマートフォンにおけるナビゲーションボタンの「入れ替え」とは、主に二つの意味合いで捉えられます。
一つは、前述の通り、3ボタンナビゲーションにおける「戻る」ボタンと「タスク」ボタンの左右の位置を入れ替えること。
もう一つは、ナビゲーションシステム自体を「3ボタン」から「ジェスチャー」へ、あるいはその逆に切り替えることを指します。
左右ボタンの配置入れ替え
「戻る」ボタンと「タスク」ボタンの左右の位置を入れ替えたい場合は、「ミラーボタン」の設定を利用します。
これは「設定」アプリ内の「システムナビゲーション」または関連項目にあります。
ミラーボタンをオンにするかオフにするかで、左右のボタン配置が反転します。
これにより、ご自身の使いやすい配置を選択できます。
ナビゲーションシステムの切り替え
ナビゲーションシステム自体を入れ替えたい、つまりボタン式からジェスチャー式へ、またはジェスチャー式からボタン式へ変更したい場合も、「システムナビゲーション」の設定から行います。
ここで「ボタン」または「ジェスチャー」を選択することで、操作方法の根本的な入れ替えが可能です。
例えば、ボタン操作に慣れている方がジェスチャー操作を試してみたい場合や、逆にジェスチャー操作が馴染まなかった方がボタン操作に戻したい場合に、この設定変更が役立ちます。
どちらのシステムにもメリットとデメリットがあるため、ご自身の操作スタイルや好みに合わせて選択することが大切です。
設定変更はいつでも可能なので、気軽に試してみて、より快適な方を選ぶとよいでしょう。
戻るボタンの位置変更は可能か
「戻るボタンの位置変更」という点についてですが、これは主に3ボタンナビゲーションを利用している際の疑問かと思われます。
結論から申し上げますと、個々のボタン（戻る、ホーム、タスク）を画面上の任意の位置に自由にドラッグ＆ドロップして配置するような、高度なカスタマイズは標準機能では通常提供されていません。
標準機能での位置変更の範囲
標準機能で可能な「位置変更」は、前述の「ミラーボタン」設定による「戻る」ボタンと「タスク」ボタンの左右の入れ替えに限られることがほとんどです。
つまり、「戻る」ボタンを左端にするか右端にするか、という選択ができるということです。
ホームボタンは中央に固定されるのが一般的です。
サードパーティ製アプリの可能性
もし、標準機能以上の柔軟なボタン配置変更や、画面の特定の位置にカスタムジェスチャーやボタンを割り当てたいという高度なニーズがある場合は、Google Playストアなどで提供されているサードパーティ製のナビゲーションカスタマイズアプリを利用するという選択肢も考えられます。
これらのアプリの中には、画面の端に独自の操作領域を設定したり、フローティングボタンを配置したりできるものもあります。
ただし、サードパーティ製アプリを導入する際は、アプリの評価や必要な権限をよく確認し、セキュリティ面にも注意を払う必要があります。
また、OSのバージョンアップによってアプリが正常に動作しなくなる可能性も考慮しておくべきでしょう。
基本的には、標準機能の範囲内でのカスタマイズでご自身の使いやすさを見つけることが推奨されます。
3ボタンナビゲーションの入れ替え方は
「3ボタンナビゲーションの入れ替え方は」という疑問は、おそらく「戻る」ボタンと「タスク（アプリ履歴）」ボタンの左右の配置を変更する方法、またはナビゲーションシステム全体をジェスチャー操作から3ボタンナビゲーションに変更する方法のどちらかを指していると考えられます。
左右ボタンの配置を入れ替える方法
もし、3ボタンナビゲーションを利用していて、左側にあるボタンと右側にあるボタンの機能を入れ替えたい（例えば、「戻る」を左から右へ、「タスク」を右から左へ）という場合は、「設定」アプリ内の「システムナビゲーション」（または「追加設定」内の「全画面表示」など、機種により名称が異なる場合があります）の項目を確認してください。
そこに「ミラーボタン」というオプションがあれば、これを切り替えることで左右のボタン配置を変更できます。
これが最も一般的な入れ替え方法です。
ジェスチャーから3ボタンナビゲーションへ入れ替える方法
現在ジェスチャーナビゲーションを利用していて、画面下部に表示される従来の3ボタンナビゲーションに戻したい場合は、同様に「設定」アプリの「システムナビゲーション」を開きます。
そこで、「ジェスチャー」が選択されている状態から「ボタン」（または「3ボタンナビゲーション」）を選択し直すことで、ナビゲーションシステム全体を3ボタン方式に入れ替えることができます。
これらの設定は比較的簡単に見つけることができ、特別な知識がなくても変更可能です。
ご自身の使いやすい操作方法に合わせて、自由に設定を試してみてください。
快適な戻るジェスチャーの活用
Pocoスマートフォンでジェスチャーナビゲーションを選択した場合、「戻る」操作は非常に直感的かつ快適に行えるようになります。
従来のボタン式では特定のボタンを押す必要がありましたが、ジェスチャーでは画面の端を利用したスワイプがその役割を担います。
基本的な戻るジェスチャー
戻るジェスチャーの基本的な使い方は、画面の左端または右端から、画面の内側に向かって短くスワイプすることです。
どちらの端からスワイプしても「戻る」動作となるため、スマートフォンを右手で持っていても左手で持っていても、無理なく親指で操作できます。
この操作は、大画面のスマートフォンにおいて特に便利さを発揮します。
ジェスチャーの感度調整
一部の機種やMIUIのバージョンによっては、この戻るジェスチャーの感度や、反応する画面端の領域の広さを調整できる場合があります。
「システムナビゲーション」の設定内や、「ジェスチャー」設定の詳細オプションを確認してみてください。
感度を調整することで、意図しない「戻る」動作を防いだり、逆にもっと軽いスワイプで反応するようにしたりといったカスタマイズが可能です。
ジェスチャーのメリット
戻るジェスチャーの大きなメリットは、画面を最大限に活用できる点と、操作の自由度が高い点です。
ボタンが表示されないため、コンテンツの表示領域が広がり、より没入感のある体験が得られます。
また、画面の左右どちらからでも戻れるため、持ち手を選ばずにスムーズな操作ができます。
初めは少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば非常にスピーディーで快適な操作感を得られるのが戻るジェスチャーの魅力です。
ぜひ積極的に活用して、その便利さを体験してみてください。
ジェスチャー操作の利点と注意点
Pocoスマートフォンで利用できるジェスチャーナビゲーションは、多くの利点がある一方で、いくつかの注意点も存在します。
これらを理解した上で利用することで、より快適なスマートフォンライフを送ることができるでしょう。
ジェスチャー操作の利点
まず利点として挙げられるのは、画面表示領域の最大化です。
ナビゲーションバーが非表示になるため、動画視聴やゲームプレイ、ウェブブラウジングなどで画面をより広く使え、没入感が高まります。
次に、操作の直感性とスムーズさです。
特に「戻る」ジェスチャーは画面の左右どちらからでも行えるため、端末の持ち方や利き手を選ばずに片手で操作しやすいというメリットがあります。
また、アプリ間の切り替えなどもスワイプ操作で素早く行える場合があります。
ジェスチャー操作の注意点
一方、注意点としては、まず慣れが必要であるという点が挙げられます。
長年3ボタンナビゲーションに親しんできたユーザーにとっては、最初は操作に戸惑うかもしれません。
特定のアプリ（特に全画面表示のゲームなど）では、意図しないジェスチャー操作が誤作動を引き起こす可能性もゼロではありません。
また、一部のアプリでは、画面端からのスワイプで独自のメニューを表示する機能を持っているものがあります。
このようなアプリでは、OSの戻るジェスチャーとアプリの機能が競合してしまうケースも考えられます。
MIUIでは、アプリごとにジェスチャー操作を無効にする設定が用意されている場合もあるので、問題が発生した場合は確認してみるとよいでしょう。
さらに、画面保護フィルムやケースの種類によっては、画面端でのジェスチャーの反応が少し悪くなることもあり得ます。
これらの点を考慮し、ご自身の使い方に合うかどうかを判断することが大切です。
多くのユーザーにとっては利便性が高い機能ですが、合わないと感じた場合は無理せず3ボタンナビゲーションに戻すという選択も賢明です。
