高性能なスペックでありながら、手頃な価格で人気のスマートフォン「POCO X7 Pro」。
しかし、購入を検討している方や、すでに手に入れた方の中には、POCO X7 ProのNFC機能でマイナンバーカードが使えるのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
具体的には、マイナンバーは読み取れるのか、もし読み取れないとしたらマイナンバーカードがNFCで読み取れないのはなぜなのか、といった点が気になることでしょう。
さらに、NFC決済に対応しているのかという疑問や、いざという時にマイナ保険証が読み取れない時はどうすればいいのかという不安、そして必要な設定の方法まで、知りたいことは多岐にわたるはずです。
せっかくの新しいスマートフォンで失敗や後悔をしないためにも、これらの点を事前にしっかり把握しておくことが大切です。
この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、POCO X7 Proとマイナンバーカードに関する情報を徹底的に解説します。
POCO X7 ProのNFCはマイナンバーカードに対応?
- そもそもマイナンバーは読み取れるのか
- マイナポータルアプリは公式ストア非対応
- NFC決済に対応しているのか知りたい
- 技適とマイナポータル対応は別問題
- PayPay銀行の口座開設で読み取れた事例
そもそもマイナンバーは読み取れるのか

POCO X7 Proでマイナンバーカードを物理的に読み取ること自体は、ハードウェアの仕様上、可能と考えられます。
多くの方が疑問に思うこの点ですが、まずはスマートフォンの機能とカードの仕組みから理解すると分かりやすいです。
その理由は、本機種がマイナンバーカードで採用されている「NFC Type-B」という通信規格に対応しているためです。
NFC(Near Field Communication)は近距離無線通信技術の総称で、その中にはいくつかの規格が存在します。
POCO X7 Proは国際標準規格であるNFC Type-AとType-Bをサポートしており、このうちType-BがマイナンバーカードのICチップと通信するために使われます。
つまり、POCO X7 Proは、カードが発する微弱な電波を捉え、情報を読み取るための基本的な物理的能力を備えているのです。
ただし、ここで最も注意しなくてはならないのは、「物理的に読み取れる能力があること」と、「マイナンバーカードを利用した公的サービスが全て問題なく使えること」は、全く別の問題だという点です。
実際に確定申告や各種証明書の取得といったサービスを利用するためには、スマートフォンにインストールされた「マイナポータル」などの対応アプリが、その機種を正式にサポートしている必要があります。
これは、アプリ提供者(この場合はデジタル庁)が、利用者の大切な個人情報を安全に扱い、安定した動作を保証できると確認した機種のみを「対応機種」として認定する、いわゆる「ホワイトリスト方式」を採用しているためです。
OSのバージョンやメーカー独自のカスタマイズ(XiaomiのHyperOSなど)、さらにはNFCアンテナの感度といった機種ごとの微妙な違いが、予期せぬ不具合やセキュリティ上の脆弱性を生む可能性があります。
こうしたリスクを避けるため、未検証の機種は意図的に除外されているのです。
したがって、ハードウェア(POCO X7 Pro本体)が対応していても、ソフトウェア側(アプリ)が対応していなければ、サービスを利用することはできません。
このハードウェアとソフトウェアの「ねじれ」こそが、POCO X7 Proでマイナンバーカード関連の機能を使う上での最も大きな鍵となります。
マイナポータルアプリは公式ストア非対応

前述の通り、POCO X7 Proは物理的にマイナンバーカードを読み取る能力を持っていますが、行政サービスの窓口となる「マイナポータル」アプリには公式対応していません。
これが、本機種でマイナンバーカード関連サービスを利用する上での最大の障壁となります。
このため、多くの方がまず試すであろうGoogle Playストアで「マイナポータル」と検索しても、アプリそのものが検索結果に表示されなかったり、仮に表示されたとしても「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」というメッセージと共にインストールがブロックされたりします。
これは、Google Playストアが、アプリ開発者(この場合はデジタル庁)によってあらかじめ設定された対応条件を満たさない端末を、自動的に除外するフィルタリング機能を持っているためです。
このフィルタリングの根拠となっているのが、デジタル庁が公開している「マイナポータルアプリ対応機種リスト」です。
このリストは単なる「推奨機種」の一覧ではなく、アプリの正常な動作とセキュリティをデジタル庁が確認・保証した機種だけを掲載する、厳格な「ホワイトリスト」として機能しています。
国民の極めて重要な個人情報を扱うサービスの性質上、予期せぬ不具合や情報漏洩のリスクを徹底的に排除する必要があるため、このような厳しい運用がなされています。
POCO X7 Proは、残念ながら2025年7月現在、このリストに含まれていない状況です。
では、なぜPOCO X7 Proのような人気機種がリストに含まれないのでしょうか。
これにはいくつかの理由が考えられます。
一つは、POCOブランドの成り立ちと市場戦略です。
POCOはもともとグローバル市場を主戦場としており、日本独自の仕様(例えばFeliCaやおサイフケータイ、そして今回のマイナンバーカード対応など)への最適化は、必ずしも最優先事項ではない可能性があります。
また、一つの機種を対応リストに加えるためには、メーカーとデジタル庁の双方で多大な検証時間とコストがかかります。
高いコストパフォーマンスを魅力とするPOCO X7 Proにとって、日本市場限定の対応にかかるコストは、製品価格に影響を与えかねない難しい問題なのかもしれません。
このように、たとえ優れたNFCの読み取り機能があっても、アプリを提供する側の「動作保証」という高い壁を越えられない限り、正規の方法でマイナポータルアプリを利用することはできないのです。
これが、POCO X7 Proでマイナポータルアプリを簡単に利用できない根本的な原因であり、購入を検討する際の重要な注意点と言えます。
NFC決済に対応しているのか知りたい

POCO X7 ProはNFC機能を搭載していますが、日本で広く使われている「おサイフケータイ」には対応していません。
そのため、SuicaやPASMO、楽天Edy、iD、QUICPayといった、FeliCa技術を利用する非接触型決済サービス(NFC決済)は利用できない点に注意が必要です。
NFC(Near Field Communication)は近距離無線通信技術の総称であり、その中にはいくつかの規格が存在します。
日本のおサイフケータイで主に利用されているのは「FeliCa(NFC Type-F)」という規格です。
一方で、POCO X7 Proが搭載しているのは、国際標準で広く採用されている「NFC Type-A/B」です。
マイナンバーカードはType-Bを採用しているため読み取りの可能性はありますが、決済サービスの多くはFeliCaに依存しています。
以下の表に、NFCの主な種類とPOCO X7 Proの対応状況をまとめました。
通信規格 | 主な用途 | POCO X7 Proの対応 |
NFC Type-A/B | 国際標準の決済(Visaのタッチ決済など)、マイナンバーカード、各種ICカード | 対応 |
NFC Type-F (FeliCa) | おサイフケータイ(Suica, PASMO, Edyなど) | 非対応 |
このように、NFC搭載と一括りに言っても、対応する規格によって利用できるサービスが異なります。
POCO X7 Proでは、FeliCaを利用するタイプのNFC決済は使えないと理解しておく必要があります。
技適とマイナポータル対応は別問題

「技適マークが付いているのに、なぜマイナポータルが使えないのか」という疑問を持つ方もいるかもしれません。
しかし、「技適マークの有無」と「マイナポータルへの対応」は、全く異なる管轄の問題です。
技適マーク(技術基準適合証明等のマーク)は、その無線設備(スマートフォンなど)が日本の電波法に定められた技術基準に適合していることを証明するものです。
これは総務省の管轄であり、他の無線通信への妨害を防ぐなど、電波利用の秩序を維持するために不可欠な認証となります。
日本国内で正規に販売されるスマートフォンには、この技適マークの表示が義務付けられています。
一方、マイナポータルの対応機種リストは、デジタル庁が管理しています。
このリストは、アプリが正常かつ安全に動作することをデジタル庁が確認した機種を掲載するものです。
たとえ技適マークを取得していても、デジタル庁側で動作検証が行われていなければ、対応機種として認定されることはありません。
レビューサイトの口コミでは、「技適があるなら当然対応してほしい」といった声も見られますが、現状では二つの制度に関連性はないのが実情です。
PayPay銀行の口座開設で読み取れた事例

マイナポータルアプリが公式には使えない一方で、一部のサービスではPOCO X7 Proでマイナンバーカードの読み取りに成功したという報告も存在します。
その代表的な例が、オンラインでの銀行口座開設です。
価格比較サイトのクチコミ掲示板では、ユーザーがPayPay銀行の口座を開設する際に、本人確認手続きの一環としてPOCO X7 Proを使い、マイナンバーカードのICチップ情報を問題なく読み取れたという書き込みが見られました。
これは、PayPay銀行の口座開設手続きで利用されるアプリやウェブのシステムが、マイナポータルアプリのように厳格な機種制限を設けておらず、スマートフォンのNFC機能(Type-B)を直接利用してカード情報を読み取る仕組みになっているためと考えられます。
この事例は、POCO X7 Proがハードウェアとしてマイナンバーカードを読み取る能力を持っていることの証明になります。
しかし、これはあくまで特定のサービスでの一例です。
他の金融機関やサービスでも同様に読み取れるとは限らないため、過度な期待はせず、個別のサービスごとに対応状況を確認することが求められます。
POCO X7 ProのNFCでマイナンバーを読み取る方法
- マイナンバーカードがNFCで読み取れないのはなぜ?
- APKファイルを利用するための設定
- マイナ保険証が読み取れない時はどうすればいい?
- カードを読み取る際の正しい位置とコツ
- デジタル庁へ対応を要望するという選択肢
- まとめ:POCO X7 ProのNFCとマイナンバーの現状
マイナンバーカードがNFCで読み取れないのはなぜ?

POCO X7 Proでマイナンバーカードがうまく読み取れない、あるいはサービスが利用できないという問題には、実は複数の原因が考えられます。
この問題を正しく理解するためには、原因を大きく「ソフトウェア(アプリ)の壁」と「物理的な環境の壁」という二つの階層に分けて考えることが大切です。
原因1:ソフトウェア(アプリ)の壁
前述の通り、POCO X7 Proでマイナンバーカードを使ったサービスが利用できない最大の理由は、ソフトウェア側にあります。
具体的には、マイナポータルアプリが公式の対応機種リストにPOCO X7 Proを含めていないことが、根本的な原因となっています。
デジタル庁は、国民の大切な個人情報を扱うアプリの性質上、動作の安定性やセキュリティを確保できると確認した機種のみをリストに掲載しています。
ここで考慮されるのが、OSのバージョンだけでなく、メーカーによる独自のカスタマイズです。
POCO X7 Proに搭載されている「HyperOS」は、標準的なAndroid OSにXiaomi独自の変更が加えられています。
このため、NFC機能の挙動やセキュリティ関連の仕様が、他のAndroid端末と微妙に異なる可能性があります。
こうした差異が予期せぬ不具合を招くリスクがあるため、メーカーと行政双方による綿密な検証作業が不可欠となり、公式対応へのハードルを上げています。
原因2:物理的な環境の壁
次に考えられるのが、物理的な読み取り環境に起因する問題です。
こちらは、たとえ公式の対応機種であっても起こりうる現象であり、NFC通信のデリケートな特性に由来します。
主な原因としては、以下のような点が挙げられます。
- スマートフォンケースの影響:特に金属製のケースや、背面に磁石を含むアクセサリー(リングなど)を装着している場合、NFCの電波が著しく妨害され、通信がほぼ不可能になります。また、厚手の革製ケースや、手帳型ケースのカードポケットに他のICカード(交通系ICカードやクレジットカードなど)を入れたままだと、電波干渉を起こして正しく読み取れません。
- NFCアンテナとカードの位置ずれ:スマートフォンに内蔵されているNFCアンテナは、機種によって位置が異なります。POCO X7 Proの場合、背面の上部、カメラユニットの周辺にアンテナがあるとされています。このアンテナ部分と、マイナンバーカードに内蔵されているICチップの位置が正確に重なっていないと、通信は成立しません。
- マイナンバーカード自体の問題:カードのICチップ部分に目に見えない傷や汚れが付着していたり、カードがわずかに反っていたりすると、読み取り精度が低下することがあります。また、カードの有効期限が切れている場合は、当然ながら利用できません。
- 読み取り環境:金属製の机の上で操作したり、近くに他の電子機器が多くあったりすると、周囲の環境がノイズとなって通信を阻害する可能性があります。
以上のことから、POCO X7 Proで読み取りがうまくいかない場合、まずは「公式にサポートされていない」というソフトウェアの根本的な問題を認識することが第一歩です。
その上で、仮に非正規な方法でアプリを動作させようとする場合でも、次に立ちはだかるこれらの「物理的な壁」を一つひとつクリアしていく必要がある、という二段階の課題が存在することを理解しておくことが重要になります。
APKファイルを利用するための設定

公式には非対応のマイナポータルアプリをPOCO X7 Proで利用するための非正規な方法として、APKファイルを手動でインストールするという手段が挙げられます。
ただし、この方法はセキュリティ上の大きなリスクを伴うため、実行は自己責任で慎重に行う必要があります。
APKファイルとは
APK(Android Application Package)は、Androidアプリを構成するファイルがまとめられたパッケージです。
通常、Google Playストアを介してアプリをインストールしますが、APKファイルを直接入手できれば、ストア非対応の機種にも手動でインストールすることが可能になります。
APKファイルの入手方法
入手方法は主に2つありますが、どちらも注意が求められます。
- 他の対応端末から抽出する:もしマイナポータルアプリをインストールできる他のAndroid端末を所有していれば、「APK抽出」といった機能を持つアプリを使って、インストール済みのマイナポータルアプリからAPKファイルを抽出できます。抽出したファイルをPOCO X7 Proに移してインストールする方法です。これが比較的安全な方法と言えます。
- インターネット上からダウンロードする:ウェブサイト上でAPKファイルを配布しているサイトからダウンロードする方法もあります。しかし、この方法は非常に危険です。配布されているファイルが正規のものか保証はなく、ウイルスやマルウェアが仕込まれている可能性も否定できません。個人情報を扱うマイナポータルアプリでこの方法を選択するのは、極めてリスクが高いと言わざるを得ません。
インストールのための設定と注意点
APKファイルからアプリをインストールするには、スマートフォンのセキュリティ設定を変更し、「提供元不明のアプリ」のインストールを許可する必要があります。
この設定を有効にすると、スマートフォンのセキュリティレベルが低下するため、インストール完了後は必ず設定を元に戻してください。
繰り返しますが、APKファイルの手動インストールはメーカーや行政の保証外の行為です。
アプリが正常に動作しないだけでなく、スマートフォンの故障や個人情報の漏洩につながる危険性があることを十分に理解した上で、ご自身の責任において判断してください。
マイナ保険証が読み取れない時はどうすればいい?

POCO X7 Proでマイナ保険証の利用を試み、医療機関の顔認証付きカードリーダーで読み取りがうまくいかない場合、いくつかの対処法が考えられます。
まず、マイナ保険証の利用は、マイナポータルアプリがスマートフォンにインストールされていることとは直接関係ありません。
医療機関に設置されている専用のカードリーダーが、マイナンバーカードのICチップを直接読み取る仕組みです。
したがって、読み取れない原因は、主にカードとリーダーの物理的な問題に起因する可能性が高いです。
具体的には、カードを置く位置が正しくない、あるいはカードを置く時間が短すぎるといったケースが考えられます。
もし読み取りに失敗した場合は、慌てずに以下の点を確認してください。
- カードを置く位置を調整する: カードリーダーの指定された位置に、マイナンバーカードを正確に置いてみてください。少しずらすだけで認識されることもあります。
- ゆっくりと待つ: カードを置いてから読み取りが完了するまでには、数秒かかる場合があります。すぐにカードを離さず、画面の指示に従い、しばらく待ってみましょう。
- カードの状態を確認する: マイナンバーカードに汚れや傷、ICチップ部分に破損がないか確認してください。カードに物理的な問題がある場合は、市区町村の窓口で再発行の手続きが必要になります。
これらの対処法を試しても解決しない場合は、医療機関のスタッフに相談してください。
最終的には、健康保険証を持参していれば、保険診療を受けることは可能です。
カードを読み取る際の正しい位置とコツ

POCO X7 ProでNFCによるマイナンバーカードの読み取りを試みる際、成功率を高めるためにはいくつかのコツがあります。
最も大切なのは、スマートフォンのNFCアンテナとマイナンバーカードのICチップの位置を正確に合わせることです。
多くのスマートフォンでは、NFCアンテナは本体背面の上部、カメラユニットの近くに搭載されています。
インプットされた情報によれば、POCO X7 Proのユーザーも、本体背面の上半分あたりにカードをかざすことで読み取りに成功しています。
読み取り成功のポイント
- スマートフォンのケースを外す: 厚手のケースや、金属や磁石を含む素材のケースは、NFCの電波を妨げる原因になります。読み取りがうまくいかない場合は、まずケースを外して試してみることをお勧めします。
- ゆっくりと位置を探る: スマートフォンの背面上部にカードをぴったりと当て、ゆっくりと上下左右に動かしながら、最も反応が良い位置を探してください。一度反応があれば、その位置で動かさずに保持します。
- カードを水平に保つ: スマートフォンとカードが平行になるように持つことも、安定した通信には大切です。
機種によってはNFCの感度が若干弱い場合もあるため、一度で諦めずに何度か試してみることが、読み取りを成功させる鍵となります。
特に非公式な方法でアプリを利用する場合は、このような物理的な工夫が一層求められます。
デジタル庁へ対応を要望するという選択肢

現状、POCO X7 Proがマイナポータルに公式対応していない問題に対して、ユーザーができる根本的なアプローチとして、デジタル庁へ対応機種に追加するよう要望を出すという方法があります。
一人のユーザーの声がすぐに反映されるとは限りませんが、多くのユーザーから同様の要望が寄せられれば、行政側が動くきっかけになる可能性は否定できません。
特にPOCO X7 Proのように、コストパフォーマンスに優れ、日本国内で多くのユーザーを獲得している機種であれば、その声が無視できないものになるかもしれません。
要望を送る際は、デジタル庁のウェブサイトに設置されている「ご意見・ご要望」の受付フォームを利用するのが一般的です。
要望を送る際のポイント
- 機種名を正確に記載する: 「POCO X7 Pro」という正式な機種名を明記します。
- 要望の理由を具体的に記述する: なぜ対応してほしいのか、例えば「国内で人気のある機種であり、多くの利用者が不便を感じている」といった具体的な理由を添えると、より説得力が増すでしょう。
すぐに状況が改善されるわけではありませんが、将来的な対応を期待して、建設的な意見として声を届けることは、ユーザーとしてできる有効なアクションの一つと言えます。